小早川医院の糖尿病治療の特長1.糖質制限食
糖尿病は、日常の食事内容が血糖コントロールに大きく影響する疾患です。
小早川医院では、患者様の健康状態や生活習慣に合わせた栄養指導を行い、無理なく血糖コントロールが出来るようにサポートをしております。
その1つが糖質制限食です。
糖質制限食は糖質を制限した食事のことで、一般に糖質制限というと厳しい食事制限のイメージがあるかと思います。
しかし小早川医院では甘いものや主食の量は制限を行いますが、その分食物繊維やタンパク質、オメガ3などの良質な脂質の摂取量を増やすので、食事の量自体は減らずに無理なく続けることができる方法です。
具体的にはお魚やお肉、野菜などの摂取量を増やし、お菓子やスイーツ、お米やパン、麺類などの摂取量を減らすイメージです。
お米やパンなどの炭水化物もまったく抜きというわけではなく、適切な量を守って摂取をいただきますので、厳しい食事制限ではありません。
また、お肉やお魚などのタンパク質は満腹を感じやすい効果もあるため食事量にも満足をしながら糖質コントロールを行うことができます。
結果的に糖尿病の薬が減り、 減量に成功するケースが多いです。
小早川医院の糖尿病治療の特長2.栄養指導
当院では経験豊富な管理栄養士が、上記の糖質制限を中心とした糖尿病の栄養指導を行っています。患者さんも定期的に栄養指導を受けることにより自身の食生活を客観視できるようになり、食材の選び方に関する知識も増えて血糖コントロールが改善する方が多いです。
また、1人ではなかなか適切な食事内容や摂取するべき栄養素が分からないという方もいらっしゃるかと思いますが、当院では管理栄養士が患者様の血糖コントロールの状態や病状に合わせて、糖質の摂取量を順次調整・変更していきます。
糖質コントロールに加えて、塩分の摂取量やアルコールなどの嗜好品に関しても適正量の摂取ができるように指導を行います。過剰な摂取は血圧や血糖値の管理に悪影響を及ぼす可能性がありますので、バランスを保つことができるように食事内容のアドバイスを行っております。
健康的な食事は治療の基盤となりますが、無理のある内容だと継続をしていくことが難しくなってしまいます。
小早川医院では患者様のライフスタイルに合わせて食生活を楽しみつつ、ストレスなく長期間続けられる食事内容を提案しています。
小早川医院の糖尿病治療の特長3.合併症の早期発見に力を入れています
- 3ヶ月に1回程度尿中アルブミンを測定することにより、糖尿病性腎症の早期発見に努めています。
- 年に1回程度神経伝達速度を測定することにより、 糖尿病性神経障害の早期発見に努めています。
- 糖尿病性網膜症の早期発見及び経過観察のため、 眼科専門医をご紹介します。
- 年に1回程度頸動脈エコーと動脈硬化度の測定(CAVI)を実施し、 動脈硬化の程度を評価しています。
- 腹部の癌の早期発見のため、年に1回程度腹部エコーを実施しています。
- 高齢の糖尿病患者さんの場合は必要に応じて認知機能検査を行います。