体を動かすための重要なエネルギー源の一つにブドウ糖があります。このブドウ糖をエネルギーとして利用するためには、インスリンというホルモンの働きが重要です。しかし糖尿病の方はインスリンの作用不足(膵臓からのインスリン分泌の低下/インスリンが効きにくい)のため、細胞が重要なエネルギー源であるブドウ糖を取り込めなくなることで、体がだるい、疲れやすいといった症状が出現します。
甲状腺が腫れて甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。動悸、発汗、体重減少などの症状とともに疲れやすさやだるさを感じることが多いです。
バセドウ病とは逆に、甲状腺ホルモンの分泌が不足するために代謝が低下して慢性的な倦怠感が続く病気です。
肝臓病は重症化しない限りなかなか症状が出ないのが特徴ですが、疲れやすさ、だるさが唯一の自覚症状であることがあります。
うつ病は心の病気ですが、身体症状として高頻度に疲れやすさ、だるさを伴います。
女性ホルモンが急激に低下する時期に、更年期の症状の一つとして疲れやすさ、だるさが出現します。生理周期の不順、イライラ、めまい、頭痛、肩こり、のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗などの症状を伴うことが多いです。