プラセンタによるアトピー・喘息の治療
私たちの体には「抗原抗体反応」という免疫システムが備わっています。これはウイルスや病原菌などの体外からの異物(抗原)に対して抗体を作り、その抗体が異物に結合して撃退するというものです。
ところが、例えばダニ、カビのようなアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす抗原物質)が侵入したとき、この働きが過剰になり過ぎると、体の正常な細胞までが攻撃されてしまいます。この時発症するのが、花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支喘息などのアレルギー疾患です。
特にアトピー性皮膚炎の発症には、「アトピー素因」と呼ばれる生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質や皮膚かぶれ、乾燥肌などといった要因が複雑に絡んでいます。
プラセンタは、花粉症・アトピー性皮膚炎・気管支喘息などのアレルギー疾患に非常に有効です。プラセンタの持つ免疫調節作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、ホルモン調節作用、基礎代謝を向上させる作用などが複合的に作用すると考えられます。
文責：小早川医院 院長 小早川裕之
