エコー検査を担当しています
西原 哲 (にしはら てつ)
・診療放射線技師
・日本超音波医学会認定 超音波検査士(消化器・循環器)
・日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡技師
・西京都病院総合画像診断部 13年勤続(最終役職 主任)
現在、株式会社クリニカルサポート 代表取締役として超音波技術指導セミナーを日本各地で展開中。
1万人を超える医師・技師にエコーの技術を指導して参りました。
今回、小早川先生に技術を見込まれ、エコー検査を担当することになりました。
検査担当者よりひとこと
小早川医院さんでエコー検査を担当している西原です。
エコー検査って実はすごいんです。そして、体のいろんな場所を見ることができます。
エコー検査の何がすごいのか…?
エコーは「音」を使って体の中を見ます。音だからもちろん「無害」です。
と、いうことは「体に害のない検査」なので、定期的に検査しても大丈夫!
「経過を見る」のには最適な検査だということですね。
また、「ガン」「心疾患」「脳卒中」の三大疾病を「早期に発見する」ことができるんです!
みなさん。エコー検査を受けて「ピンピンコロリ」を目指しましょう!
ここで、エコー検査でわかることを少しだけ説明しますね。
腹部エコーは、
肝臓・腎臓・膵臓・胆のう・脾臓・膀胱などの臓器に腫瘍(しゅよう)ができていないか、
または、腫瘍の大きさ、いくつあるのか、どのくらい悪いものなのかを見ることができます。
CTやMRI検査などの静止画像と違い、動画で見ることができるので、「細かい変化」を見ることができます。
心エコーは、
心臓の動いている状態を見続けることができます。
心臓の病気は主に3つ 不整脈・心筋梗塞・弁膜症 です。これらが原因で「心不全」になります。
皆さんが検診でよく検査をする「心電図」では、心不全はわかりません。心臓を見続けることができる心エコーだけが、心臓の機能を計測することができ、心不全を早期に気づくことができます。
頸動脈エコーは、
唯一、動脈硬化を画像として見ることができます。CTやMRIでは動脈硬化はわかりません。
糖尿病・脂質異常症・高血圧・肥満・高尿酸血症・喫煙
これらが動脈硬化を進め、やがて脳卒中や心疾患を引き起こします。動脈硬化の変化を見ることができるので、脳卒中や心疾患を予防することにもつながります。
大まかな説明でしたが、「検査」って緊張しますよね…検査で不安なことや疑問があれば、どんどん気軽に聞いてくださいね。
一緒に「ピンピンコロリ」を目指しましょう!
西原 哲