老後の生活の質を低下させる認知症、脳血管障害、心疾患、骨粗鬆症による骨折などは高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と、それによって引き起こされる動脈硬化が大きな促進因子となっていることが分かってきています。ですから健康長寿=サクセスフルエイジングを実現するためには、若いうちから、生活習慣病・動脈硬化をしっかりと予防、治療しておく必要があります。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、はっきりとした症状がないことが多く、しかも、治療の成果は「動脈硬化の進行の抑制」といった形で何年もたってから明らかになるので、患者さんが治療に対するモチベーションを持ち続けることが難しい病気です。そのため、患者さんに病気に対する十分な知識を持っていただくことが大切です。日常診療の中でも、できるだけ丁寧なご説明をこころがけておりますが、限られた診察時間の中ではどうしても不十分になりがちです。
そこで開業5周年を迎えるにあたり、生活習慣病・動脈硬化に焦点を当てた新しいウェブサイトを立ち上げることにしました。
皆様に、病気とその治療に対する理解を深めていただけるような新鮮な情報を発信して行きますので、よろしくお願いいたします。
生活習慣病・動脈硬化を克服し、健康長寿を実現しましょう!
院長 小早川 裕之