4月20日よりオンライン診療がはじまります
4月20日より、新型コロナウイルス対策時限措置により、保険診療での初診オンライン診療を行います。
その後の再診もオンラインで可能となります。
オンラインで診察した結果、症状に応じて来院をお願いする、もしくは他の医療機関への受診をお勧めする場合がありますのでご了承の上予約をお取り下さい。
新型コロナウイルス感染症に関わる時限措置の適用期間終了後は、このメニューは利用できなくなりますのでご了承ください。
なお初診オンライン診療では「麻薬および向精神薬(抗うつ薬・抗不安薬・睡眠導入剤等)」は処方できません。
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免疫力アップのためのサプリメント
~国際オーソモレキュラー医学会の提言~
国際オーソモレキュラー医学会では、ウイルス感染の予防のための栄養療法を推奨しています。
1.ビタミンC:3000mg/日以上(頻回に分けて服用すること)
2.ビタミンD:2000~5000u/日
3.マグネシウム:400mg/日
4.亜鉛:20~50mg/日
5.セレン:100μg/日
ビタミンD、マグネシウム、亜鉛、セレンをビタミンCと同時に摂取することで、ウイルスに対する免疫力を強化することができます。
免疫力アップのためのサプリメントをご希望の方は、オンラインで栄養療法外来を受診していただくことも可能です。
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かぜ症状が出た時は?
① 症状が軽いときは自宅療養してください
普通のかぜも新型コロナウイルス感染症も、症状が出てからの最初の数日間は区別がつきません。症状が出てすぐに受診しても、新型コロナウイルス感染症と診断することも、違うと診断することも困難です。仮に早く診断できたとしても、肺炎になったり重くなるのを防ぐ治療薬などもありません。また、新型コロナウイルス感染症の大半はかぜのような軽い症状のまま自然に治ってしまいます。一方で、症状がある時に外出したり受診すると、外出先や待合室で感染を広めるおそれがあります。そのため風邪のような症状がある時は自宅療養をし、その後改善しない場合は以下の受診の目安に応じて受診してください。
② 症状が4日以上続いたら(高齢者、持病のある方、妊娠している方は症状がある時点で)「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」へ電話相談してください
自宅療養を行なうと、新型コロナウイルス感染症ではないその他のかぜであれば、通常は3-4日間で自然に治ってきます。もし4日以上かぜの症状(発熱、咳、のどの痛みなど)が続いた場合は、又は4日未満でも呼吸が苦しくなるなど悪化する傾向があれば、新型コロナウイルス感染症を疑う必要があります。
さらに、ご高齢の方、持病がある方、妊娠中の女性は新型コロナウイルス感染症が悪化しやすくなります。それらの方々は、かぜの症状がある時点で新型コロナウイルス感染症に注意する必要があります。
上記、受診の目安が当てはまる場合には「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に電話で相談してください。
待合室で他の患者さんにうつさないようにするため、連絡なしで直接医療機関を受診することは避けてください。
③ 受診の方法
「帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に電話相談すると、担当者から症状の経過や持病の有無などを質問されます。その上で担当者が、受診が必要かどうか判断し、受診する専門病院をかかりつけ医療機関のどちらがふさわしいかを判断します。担当者の判断と指示にしたがって行動してください。
受診する場合は、たとえ咳やくしゃみがでなくても必ずマスクをつけてください。また、担当者から指示された医療機関以外には決して受診しないでください。
自宅療養中の家族内感染を防ぐポイント
・かぜ症状の患者はできる限り家族との接触を避け、療養する部屋も分ける。
・看病が必要な場合は、看病する人を限定する(1人が望ましい)。ただし、高齢者、基礎疾患を有する患者または妊娠中の女性には看病させない。
・患者と家族はタオルを共有せず、別のものを使う。
・患者の入浴は最後にする。
・療養する部屋から出るときはマスクをつけ、部屋を出る直前にアルコールで手指消毒をする。
・患者が触った箇所(ドアノブや手すりなど)をアルコールを浸した紙で拭き取り消毒し、拭き取った紙は再利用せずにすぐにゴミ箱に捨てる。
・定期的に部屋の窓を開けて換気する。(目安:1-2時間に一度、5-10分間程度)
・患者が使った衣類やシーツを洗濯する際は、手袋とマスクをつけて洗濯物を扱い、選択後は十分に乾燥させる。
・患者が出すゴミはビニール袋等に入れ、しっかりと口を縛って密閉してから部屋の外に出す。ゴミを扱った直後はしっかり手洗いする。
外出自粛中の体内時計の乱れに注意!
世界的に感染者数と死亡者数が増加の一途をたどる新型コロナウイルス感染症。
政府や地方自治体などによる外出自粛・休業要請とそれに伴う日常生活や就業形態の変化による体内時計(概日リズム)の乱れ→自律神経の不安定化が懸念されます。
体内時計の乱れ・新型コロナウイルスに対する恐怖心や不安感はうつや不安障害などの精神疾患の発症リスクを高めるだけでなく、高血圧、糖尿病、肥満、がんなどの患者さんでは病状の悪化にも繋がります。
こうしたことを防ぐため、日本うつ病学会が体内時計(概日リズム)を乱さないための自己管理術を「11カ条」としてまとめました。
1.毎日のルーチンワークを設定する:毎日必ず行なう日課を決める。
2.毎日同じ時刻に起床する。
3.毎日、一定時間を屋外で過ごす:「3蜜」を避けたうえで、なるべく午前中を中心に屋外で日光を浴びて体内時計の時刻合わせをする。
4.外出が困難なら、窓際で日光浴をする:外出できない日は少なくとも2時間は窓際で過ごす。
5.毎日行なう活動は時間を決める:在宅での学習や仕事、ビデオ会議、料理などの家事全般など毎日行なう活動は毎日同じ時間に行なう。
6.毎日運動をする:毎日同じ時間帯に運動する。
7.毎日の食事時間を一定にする:毎日同じ時間に食事をする。
8.人との交流を図る:電話やビデオ通話などを介してリアルタイムに考えや気持ちを分かち合う機会を持つ。LINEでも良い。なるべく毎日同じ時間に。
9.昼寝は避ける:日中の昼寝は避ける。必要な場合でも30分以内にする。
10.夜間を明るい光は避ける
11.起床・就寝時刻を決める:毎日同じ時間に起床・就寝する
これらの11カ条を守って自律神経を安定させ、心身ともに健全な状態でこの「コロナ危機」を乗り切りましょう。