【認知症テスト】認知症ともの忘れの違い

 

認知症によるもの忘れと加齢によるもの忘れの違い

認知症でない人でも、加齢とともにもの忘れの頻度は増えていきます。ただし、加齢によるもの忘れの場合は思考力や判断力には影響がなく、時間や場所の感覚は正常です。忘れるとはいっても、体験したことの一部を忘れるのみで、忘れてしまっている自覚もあります。あまり進行することもなく、日常生活に支障はありません。

認知症の場合には、些細なもの忘れに思えても、次第に進行していきます。人や物の名前にとどまらず、一般常識のように蓄積された知識や記憶もしだいに失われていきます。体験したことの全部を忘れてしまい、忘れてしまっているという自覚もありません。季節や時間の感覚、自分の年齢などもわからなくなってしまい、日常生活に支障をきたすようになるのが特徴です。

このように加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れは症状、経過から区別できる場合が多いですが、最終的な判定には認知機能検査が必要です。

認知症テスト(自己診断)

認知症かどうか医学的な診断とは異なりますが、ご自身やご家族で区別の助けになるサイトをご紹介します。

もの忘れ検診について

令和2年1月よりはじまった認知症の早期発見・早期対応に繋がる「もの忘れ検診」が当院でも受けていただけるようになりました。
もの忘れ検診は受診する年度に65歳以上になる名古屋市民の方を対象に自己負担額は無料で受けていただけます。
受診できる回数は年度に1回です。認知機能の低下について、問診で簡易的に検査することができます。

検診の結果、認知機能の低下がみとめられる場合などは、精密検査の受診をご案内します。
※精密検査は保険診療となりますので、医療費の自己負担分がかかります。

もの忘れ検診を受診希望の方は電話にてご予約を承ります。
認知症は誰もがなり得る病気です。もの忘れ検診を受診し、認知症の適切な治療や予防のきっかけとしましょう。

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