ED治療・AGA(男性薄毛・抜け毛)の治療

ED治療について

ED治療について

ED(勃起不全)とは「Erectile Dysfunction」の略語です。全く勃起しない場合だけでなく、維持できない人や、十分に硬くならず、性交が行えるだけの勃起が起こらない状態の事を全てEDと言います。たまに勃起しない事がある方や、しっかりと勃起するか不安になる方、自分の勃起に満足しない方もすべてEDであり、治療の対象です。
EDは原因により4つのタイプに分けられます。

当院では月に2回程度、泌尿器科医によるED外来を行っています。
※ED外来は完全予約制、オンライン診療での対応となります。
※ED外来は土曜・日曜のみの実施となります。詳細日程、ご予約は下記緑ボタンからオンライン診療ページにてご確認ください。

1動脈硬化や神経の障害によるもの(器質性ED)

動脈硬化が進行すると、ペニスに血液を送る陰茎動脈が十分に拡がらなくなり、循環が悪くなります。そうなると、性的に興奮した状態でも陰茎海綿体へ十分な血液が流れ込まない為、EDが起こりやすくなります。したがって、高血圧、糖尿病、脂質異常症など動脈硬化を促進するような慢性疾患を持っておられる方はEDになりやすいといえるでしょう。また、喫煙、過度の飲酒も同様の理由で原因となりますので注意が必要です。

その他、脳腫瘍、脳出血、脳外傷、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病などの病気でも、勃起に関連する自律神経が障害されてEDが起こることがあります。

2精神的ストレスによるもの(心因性ED)

精神的なストレスが多いと、性的興奮が神経を通じてうまくペニスに伝わらない為に十分な勃起が得られないケースがあります。
仕事、夫婦関係といった日常のストレスが原因なこともありますし、性交がうまく行かなかった経験がトラウマになるケースもあります。

31と2の混合型(混合型ED)

実際には、器質性EDと心因性EDの両方の要素が合わさった混合型が多いと考えられています。特に、糖尿病や高血圧、外傷などにストレスが加わり、それらがEDの原因になっていることが非常に多いといわれています。

4薬剤が原因であるもの(薬剤性ED)

以下のように多くの薬剤がEDの原因となり得るので、薬の影響は常に考慮に入れる必要があります。
抗不安薬、抗うつ薬、解熱・消炎鎮痛剤、抗けいれん薬、鎮けい薬、麻酔薬、抗精神病薬、睡眠薬、筋弛緩薬、不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、消化性潰瘍治療薬、抗コリン薬、血管拡張剤、脂質異常症(高脂血症)治療薬

EDの治療

当院ではED(勃起不全)の薬物療法を行っています。診察は簡単な問診のみです。1人で悩まずに、お気軽にご相談ください。

ED治療薬は3つの種類がありますが、いずれも陰茎海綿体にあるPDE-5という酵素の働きを抑えて、陰茎動脈を拡張することにより効果を発揮します。お一人おひとりの状態や生活環境などに合わせて処方するお薬を選択します。

費用はお薬の種類によって異なりますが、1錠1,500円~2,000円程度となります。

AGA(男性薄毛・抜け毛)とは

AGA(男性薄毛・抜け毛)とは

AGAとは、Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)の略語です。成人男性によくみられる髪が薄くなる現象です。毛包が十分に成長しないため、毛髪が太く長く育たないうちに抜けてしまいます。男性ホルモンの影響や遺伝などが主な原因と考えられています。AGAを放置すると毛髪は減っていってしまいますので早期治療が非常に重要です。当院へお気軽にご相談ください。

AGAの治療

これまでに様々な育毛剤が開発されました。最近では、AGAの原因となる物質が明確になってきており、専用の飲み薬が登場しました。この薬は、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロンの産生を抑えるための薬です。国内で行われた長期投与試験では、この薬を3年間服用された方の78%で毛髪の状態の改善がみられ、20%で維持されています。そして悪化したのはわずか2%未満という結果が出ています。

当院では、この飲み薬を用いて治療を行っています。健康保険は適用されませんので、自費診療となります。

※4週間で8,000~11,500円(税込み)の治療費がかかります。
※治療は最低3ヶ月間は続ける必要があります。

お問い合わせ

文責:小早川医院 院長 小早川裕之

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