NMNには、分子構造の異なるα-NMNとβ-NMNの2種類が存在します。
α-NMNは、分子を構成する原子の種類と数はβ-NMNと同じですが、その原子同士のつながりの向きが異なっている部分があるため別の物質であり、α-NMNはβ-NMNの光学異性体と呼ばれます。
本来、人体に必要なNMNはβ-NMNです。
人間の体内ではβ-NMNのみが生成され、不必要なα-NMNが生成されることはありません。ところが、コスト削減のために安易な化学合成によって製造されたNMNには、高い確率でα-NMNとβ-NMNが混在しています。
本来人体で生成されないα-NMNは、人体にどのような影響を及ぼすかは全く不明です。α-NMNがβ-NMNとは科学的には真逆の働きをする可能性も否定できないのです。α-NMNの混在しないβ-NMNは、極めて精密な製造工程を通じてのみ製造することができます。その分製造にかかるコストも高額となり、純粋なβ-NMNは高価で貴重なものなのです。
当院では、β-NMNの純度99.5%以上でα-NMNを含まない良質なNMN製剤を厳選して使用しています。コストパフォーマンスに配慮して、以下のように現時点で最も信頼のおける2社の製剤を使いわけています。
・NMN点滴 150mg 細胞治療技術研究所(Cytix)製
・NMN点滴 300mg NMN医療研究会製
・NMN点滴 500mg NMN医療研究会製
・NMNサプリメント 細胞治療技術研究所(Cytix)製