名古屋認知症・物忘れ相談室
監修医院:小早川医院

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自宅にこもりがちになる

自宅にこもりがちになるのは、認知症の兆しかも知れません

それまで健康で食事や買物に外出していた高齢者が急に自宅にこもりがちになるのは、認知症の兆しであることが多いです。認知機能の低下とともに不安が強くなり外出しなくなると、社会との接点が少なくなり、孤立するようになります。その状態がさらに認知機能を悪化させるという悪循環に陥ります。医療機関への通院も滞りがちになり、健康状態が維持できなくなることも多いです。外出しなくなると入浴も怠りがちになり、皮膚の衛生状態が悪化します。それが、免疫力を低下させ、体調を崩す原因ともなりかねません。 家族や地域でこのような状態にできるだけ早く気付いてあげて、対策を講じることが重要です。

認知症によって自宅にこもりがちになる方への対応について

このような場合にはケアマネジャーと相談の上、介護サービスを有効に利用しつつ、家族や地域全体で支援する必要があります。少しでも外出の機会を確保し、社会とのつながりを維持できるような環境調整が必要です。それがうまくいかない場合にはショートステイなどの施設ケアも選択肢の一つとなります。

自宅にこもりがちになる、というのは認知症でよくある症状のひとつです。

認知症は早い段階で気付き、治療を開始することで進行を遅らせる、改善させることが期待できます。少しでも気になることがあれば、認知症外来を行っている小早川医院にご相談ください。

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