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2020.04.09更新

新型コロナウイルス感染症感染予防について

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大はとどまるところを知らず、4月7日にはわが国でもついに緊急事態宣言が出されました。現状を見ると、コロナウイルスとの戦いは年単位の長期戦になりそうですね。
マスクや「3密を避ける」というような感染予防策だけではこの長期戦を乗り切ることは困難です。やはり、以前のブログでご提案した「免疫力を高める」ということに注目が集まっています。
先日発売されたサンデー毎日に「ビタミンC, ビタミンD, ミネラルが免疫力を高める」というタイムリーな記事が掲載されていましたのでその要旨をご紹介します。

~~ビタミンC~~
・南米のチリで実施された研究の結果、ビタミンCは解熱剤や風邪薬よりも風邪症状の軽減に効果があることがわかった。新型コロナウイルスは風邪を引き起こすコロナウイルスの亜型なので、ビタミンCには新型コロナウイルスの感染予防効果や重症化予防効果も期待できる。
・中国の上海や米国のニューヨーク州の病院では、重症の新型コロナウイルス感染症の患者さんに大量のビタミンCを点滴して良好な治療成績が得られている。
・中国の武漢や西安の大学病院で、新型コロナウイルスによる肺炎に対するビタミンC点滴の効果を検証する臨床試験がすでに開始され、今年9月には結果が出る予定である。

~~ビタミンD~~
・米国のエール大学で、血液中のビタミンD濃度が高い人(38ng/ml以上)と低い人(38ng/ml未満)のウイルスによる呼吸器感染症の頻度を調べたところ、低い人は高い人に比べて30倍も罹患頻度が高かった。
・米国の著名な感染症専門家もビタミンDが新型コロナウイルスの感染リスクを減らす可能性があるとの見解を示しており、臨床試験の必要性を指摘している。

新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬がない現在、ビタミンC, ビタミンDに対する期待が高まっていることがうかがわれますね。
今後も新型コロナウイルスに関する最新の情報を発信してゆきますので、ご期待ください。

2020.03.09更新

新型コロナウイルス感染症対策~その①~

みなさん、こんにちはflower2

新型コロナウイルスの感染が拡大しています。

愛知県内でも感染者が増えてきています。皆さんそれぞれに対策を行ない、感染予防に努めましょう。

新型コロナウイルスに感染しないためには、人混みを避ける、マスク、うがい、手洗いなど、ウイルスを体内に入れないための対策はもちろん大切ですが、体内に入ってしまったウイルスを排除するための免疫力を高めておくことはそれ以上に重要です。

本日は免疫力アップに役立つサプリメントをご紹介します。

グルタミン:上気道の粘膜が粘液でしっかりと覆われるようにするアミノ酸。
ビタミンA:リンパ球の機能を高め、ビタミンDと協調して免疫反応を調節する栄養素。
ビタミンD:上気道の粘膜の細胞をきっちりと結び付けて粘膜のバリア機能を高める栄養素。ビタミンAと協調して免疫反応を調節する
亜鉛:ビタミンAの働きを維持する。
ビタミンC, オリーブ葉:炎症が局所から全身に拡がるのを抑える栄養素。

 

2019.12.23更新

年末年始の診察のご案内

皆さんこんにちは。

寒~い冬を覚悟して、、、思っていましたが

今日も日中は暖かいheart

寒暖差が激しく、体調崩されている方も多いのではないでしょうか?

手洗いうがいは必須のこと、しっかりマスク等の予防をして外出してくださいね。

そして、今年もあと数日で終わりますね。

当医院も12月28日(土曜日)が最終診療日となっております。

年始は1月4日(土曜日)からです。

 

来年も皆様が健康をキープできるお手伝いが出来れば幸いです。

よい年末年始をお過ごしくださいませ。

 

管理栄養士 江口まどか

 

2019.12.09更新

検査値の見かた(院内勉強)

皆さんこんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?

今年は暖冬だそうですねrabbit寒くない冬snow味わってみたいものですehe

さて、

本日は月1で開いている院内勉強会の日

第一部は

製薬会社様より感染症対策、接遇、お薬のお話を頂き、

特に接遇に関しては改めて私たちの患者様への対応を考えさせられました。

私たちも常に心がけていることですが「患者様を不安にさせないことheartnico」ですね。

次診察なのか?検査なのか?待機なのか?

患者様が不安にならないようにお声掛けしていくことが大切だと再認識しました。

院内勉強会検査値

 

また、第2部ではスタッフが先日リクエストをした検査値の読み方について院長よりご講義いただきました。

私自身も日ごろ院長とサマリーをしていく中で様々な検査値を見て患者様の栄養指導の方針を決めていますが

その都度この数値なぜ?funどうして?suuなどど質問を投げかけています。

ただ、検査値といっても多くあります。

院長がどのように検査値を判断をし病気の悪化、改善などをご判断されているか知りたくて知りたくて、、、

本日希望が叶いました笑う

 

今回はMCV、BUN(尿素窒素)、Cr(クレアチニン)、シスタチンC、CK、クロールなど

当院の患者様で異常値が多い項目をわかりやすく説明くださいました。

 

例え、基準値から外れたとしても直ぐに何か病気があるのではないか?と考えるのでなく、

患者様の経過、前後をみて総合的に判断していきます。

患者様をはじめ、私たちの健康指標を見る値として本当に大切な検査だと改めて感じました。

次回が待ち遠しいほど、検査値は知る価値、勉強しがいがあります。

今回の勉強会も大変有意義なものでした。

 

今年も残すところ数日ですねsnowflower

皆さん、健康診断の結果ご覧頂いていますか?

これくらい大丈夫だpueと放置するのではなく、プロの意見をお聞きになっても損はしないと思いますよhand

 

皆様が健康で長生きできることをモットーに。

一人でも多くの患者様をサポートできたら幸いですheartheartheart

 

 

小早川医院 管理栄養士 江口まどか

 

 

2019.11.16更新

最新のローカーボ事情

皆さんこんにちは。

最近寒くなってきましたが体調など崩されていないでしょうか?

お体ご自愛くださいねflower2heart

さて、先日、10月26日に定例の勉強会へ参加してまいりましたので

そのご報告をさせていただきます!

当院で患者様にお話させていただいているローカーボについて

今はどのような見解になっているのか??

ぜひご覧ください。やや長いですが長文にお付き合いくださいねehe

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今回は渡辺クリニック管理栄養士2名、灰本クリニック医師2名、管理栄養士3名、薬剤師2名、小早川医院1名の参加でした。

内容:悪糖度について
   ~糖質源を考慮した効率的な糖質制限食~

私たちローカーボ食研究会においては「緩やかな糖質制限」を推奨してきました。
それは長期的な厳しい糖質制限は血管障害発症が懸念されるため。

そして今まで日本ローカーボ食研究会が臨床現場において取り組んできたことが以下のとおり。

初めのころ・・HbA1cの重症度に応じて糖質制限を層別化

初診時のHbA1c(%) 糖質制限の方法
7.4%以下 週4回夕食(0.5CARD)
7.5~8.9% 毎日夕食(1CARD)
9.0~11.9% 毎日朝食と夕食(2CARD)
12.0%以上 毎日3食(3CARD)

そして次の段階へ
そもそも、各患者が初診の段階で食べている糖質の量が違う!
どれくらい数値を改善したいかで減らす糖質の量を考慮する必要がある
ということで、、、
グラム管理へ

HbA1cを0.5%下げたい!  →糖質‐70g
HbA1cを1.0%下げたい!  →糖質‐120g
HbA1cを3.0%下げたい!  →糖質-160g

更に次の段階へ

患者さんの中には上記の管理ではHbA1cが下がりすぎてしまう方も出てきた!
一概に糖質を減らすにも、患者各々で糖質の中身を確認する必要が出てきた。

どんな糖質を良く食べていたのか?そしてどんな糖質を減らしたのか?

灰本クリニックでは医師、管理栄養士らの研究グループから近々、膨大な数値を検証した研究成果を投稿されるとのこと。
食品成分表にもあります、多くの食品を細かく分類され研究されていました。

今回私が参加した勉強会ではその内容をお話くださいました。

一番印象に残った言葉、冒頭にも書きましたが面白い造語をされたようで、、、
「悪糖度」(食べ物においての悪党のイメージです)
いかに血糖に影響のある糖質を知り、食することが大切か!
糖質の中身を考えることが出来れば無駄に糖質を減らすことは無いのです。

米、パン、麺、果物、菓子、ソフトドリンク、乳製品など糖質源の種類によって

HbA1cに与える影響が異なるのではないか、

という仮説を立てて、その証明のために臨床研究を行っています。

糖質源にこだわった研究がほとんど無いことに注目された灰本先生。
この研究が世に発表されたとき、また一つ糖質制限においての有効なエビデンスが私たちの指導の裏づけになることと感じます。
そして私たちの医院でも取り組んできたことが患者様の数値改善につながる指導ができていたことを同様に感じました。

今回の糖質制限の研究に関する具体的な内容はまだ投稿前ですのでお話できませんが
今後の患者様指導のお役に立てることと思っています。

また、名大名誉教授 加藤 潔先生からは
柔らかい炭水化物+塩味
は体内で糖を効率よく吸収するというお話をしていただきました。
アミラーゼの攻撃を受けやすい形になっている炭水化物はブドウ糖に分解されやすいとうこと。
上記のキーワードにもつながる内容で学ぶ事が出来ました。

このような勉強会に参加できたことに感謝し、日々学ぶ事の継続がいかに大切かを再度認識しました。
今後も多くの医療従事者の方に参加いただけたらなと思っています。

その集大成となる学術総会が2020年3月8日(日)に開催されます。
ぜひご興味のある方は日本ローカーボ食研究会までお問い合わせいただければと思います。

 

長文にお付き合いくださりありがとうございました。

小早川医院 管理栄養士 江口まどか

 

 

 

 

2019.08.15更新

本日の診療時間変更のお知らせ

台風10号の影響により、皆様の安全を考慮し

本日の診療時間を変更いたします。

 

午後の診療は

14:30 受付開始

15:00 診療開始

17:00 最終受付

 

とさせていただきます。

宜しくお願い致します。

 

小早川医院院長

 

 

2019.06.27更新

【緊急】臨時休診 最新情報のお知らせ!

院長急病のため、7/5(金)まで臨時休診となりました。

7/6(土)から通常通り診療開始致します。

急な変更でご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願い致します。

 

※旧記事にて7/11(木)まで臨時休診とご連絡していましたが、7/5(金)までを臨時休診と変更させて頂きました。宜しくお願い致します。

2019.03.22更新

4月の芸術療法(アートセラピー)の日程が決定しました!

みなさんこんにちはflower2

暖かい日が続き、どんどんと春めいてきましたね。

日本の春といえば、やっぱり桜!

4月の芸術療法(アートセラピー)では今年咲く桜の花を押し花を用いて春らしい作品を作成するプログラムを予定しておりますheart3

日程や参加料につきましては下記画像、もしくは院内ポスターをご覧ください。

芸術療法、アートセラピー

お申し込み、お問い合わせは当院受付またはお電話(052-752-0800)にて承りますnico

2019.03.16更新

ローカーボのレシピ本が出版されました!!

皆さん

こんにちは。

実は実は、待望のレシピ本が私たちが所属するローカーボ研究会から出版されました。

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「糖質制限」という言葉が世の中にありふれておりますが、、、

 

糖質制限よく聞くけどどのように実践したらよいか。

全くご飯を食べない生活をしているんだけど、、、

などなど、、

 

当医院にも上のような質問を抱えた患者さんが多く来院され私たちに相談をされます。

当院が指導していることはローカーボ=緩やかな糖質制限です。

なぜそれを指導しているかもこのレシピ本にしっかりと記載されています。

このレシピ本は次のような特徴があります。

・どのように糖質を摂ればいいのか?

・糖質を減らすだけではダメ!脂質の摂り方が重要。

・自分にあった目標値を決める(計算式はすっごく簡単!)

・糖質は1日200g以上はとる!

・普段の食事に取り入れやすいレシピ内容!!

皆さんがお困りのことを解決できるような内容となっております。

 

既にローカーボをされている方、これから実践される方にも大変お役に立てる1冊となっております。

ネットで購入可能ですが、ご希望される方がおられましたら、スタッフにお声掛けください。

当院でも閲覧可能です。

 

小早川医院 管理栄養士 江口まどか

 

 

 

 

 

2019.03.13更新

第9回日本ローカーボ食研究会へ参加してまいりました

皆さん

んにちは。

今年も表題の学術総会へ参加してまいりました。

今年のテーマは「ローカーボ食の10年間と課題」

 

この研究会が発足してから10年、糖質制限という言葉が

メディアでも世間でも当たり前になってきた日々このごろ。

また、私たちの臨床現場でも10年前と比較して変化していることが

多々あります。

それを1年に1度各病院の代表者が発表する場がこのローカーボ研究会なのです。

当院院長が第1部司会をさせていただきました。

糖質

そして今年の内容はこんな感じでした。

 

第1部 特別講演:灰本クリニック 灰本先生
第2部 症例検討
①HbA1c目標値が緩和された背景 渡辺病院 総合内科 中村了先生
②意図しない厳しい糖質制限を防ぐために~食品管理からグラム管理へ~ 森山真衣先生
③油を悪と信じている患者との格闘  灰本クリニック 渡邉志帆先生
④人の味覚をだます人工甘味料~腸内細菌叢はだませない~ 名古屋大学名誉教授 細胞生理学 加藤潔先生
⑤人の味覚をだます人工甘味料~人工甘味料は万病のもと~ むらもとクリニック 村元秀行先生
⑥警告糖尿病のローカーボ治療中に癌がみつかるとき 灰本クリニック 灰本耕基先生
⑦抗インシュリン抗体のため血糖値不安定となりローカーボ食で30年来のインシュリンを逸脱できた一例 

医誠会病院 心臓血管外科 米田正始先生

 

上記の先生方が発表されました。

当医院からは森山先生が代表で発表し

症例発表をさせていただきました。

糖質

 

今回もその場で疑問で思ったことに対して医師、大学教授の先生方、薬剤師、管理栄養士、が質問をしながら

先生方には答えていただく形式で、大変勉強になった会となりました。

中でも以前から話題となっていた人口甘味料・これに関しては改めて管理栄養士として指導をしていく必要性を感じました。

糖質制限ブームで当たり前のようになった砂糖を控えて甘さを維持する飲料やお菓子をはじめとした多くの食品。

血糖値は押さえられても、腸内細菌叢を壊してしまう原因の一つになっていること。

加藤先生のお話では60kgの人で1~1.5kgの割合で腸内に腸内細菌を飼っているそうです。それを乱してしまうということは

やはり影響は大きそうですね。

また、村元先生から世界の様々な研究の文献を解析してくださり、改めて人口工甘味料の摂取が肥満、糖尿病のリスクに繋がること、

それは我慢が出来なくなる(うつ病など精神を正常に保てない)ことに繋がっていくといったことを学ぶ事が出来ました。

そして、灰本耕基先生からは分かりやすく図解で糖尿病中に癌が発見される症例をお聞きすることができ、

糖尿病患者の合併症として多いガンが糖尿の数値が良くてもガンになっている可能性を知り、改めて当医院で行なっている

定期的なエコー検査、定期採血で経過を見ていくことの大切さを再認識させられました。

 

まだまだ今回の学術総会で学んだことが多いですが、長くなってしまいますので

このあたりでやめておきますね。

 

このように私たちは新しい情報を常に学び続けております。

それは院長が今でもなお、様々な場所へ足を運び学び続けておられます。

私たちもそれに負けないように、、と思っております。

 

一人一人の患者様にあった栄養指導をモットーに。

これからも皆さまをサポートさせていただきます!!

 

小早川医院 管理栄養士 江口まどか

 

 


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