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2014.07.19更新

健康基準が変わった??

今年4月に人間ドック学会が新たな健診データの基準範囲を発表しました。この中で、血圧やLDL-コレステロールの基準範囲が従来よりもかなり緩くなったため、週刊誌や新聞などの報道機関が一斉に「健康基準を緩和」、「健康な人が増える」などとセンセーショナルな報道を繰り広げました。
これ以降、全国の医療機関で高血圧脂質異常症で治療中の患者さんが「薬をやめたい」、「薬を減らしてほしい」、「本当に治療が必要なのか?」と訴えられるケースが増えています。私も何人かの患者さんから質問を受けました。
私はそのような場合、次のようにご説明しています。

「今回の新基準は、血圧/LDLコレステロール以外の検査項目で異常がなく、病気と診断されてもいない、現時点で一見健康な人を集めて、その人たちの検査データの範囲を基準範囲と定めたものです。将来の心筋梗塞や脳卒中を予防するための基準ではありません。血圧もLDLコレステロールも高くなればなるほど将来心血管系の病気を発症する確率が高くなることは多くの研究で明らかにされた事実です。我々臨床医は将来病気になるリスクを重視して治療をしているので、この新基準が出たからと言って今までの治療目標値が変わることはありません。」

どうか、マスコミの的外れな報道に惑わされず、冷静に治療を続けていただきたいと思います。

2014.07.15更新

スマートフォンサイトをオープンしました

いつも当院のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

早いもので、当サイトをオープンしてから3年近くが経過しようとしています。
この間、糖尿病をはじめとする生活習慣病に関する情報を積極的に発信し、徐々に多くの方に見ていただけるようになってきましたが、最近では、スマートフォンによるアクセスが全アクセス数の30%以上を占めています。

現在のウェブサイトは、スマートフォンで開くと字が小さくて読みにくいとのご意見もいただくようになりました。
そこで、このたびスマートフォン専用のサイトをオープンしました。内容はPC用のものとほぼ同じです。ブログも全く同じ内容のものを読んでいただくことができます。URLもPCと同じhttps://kobayakawa-dm.comです。

ぜひご活用ください!

2014.07.11更新

えいようだより7月号発行しました。

こんにちはhappy01管理栄養士の坂井です。

台風が過ぎさり、一気に天気が良くなりましたねsun蝉の鳴き声もちらほら聞こえるようになりました。

さて、今月のえいようだよりはささみとチーズを使ったレシピです。

材料のQBBチーズはQBBでなくても他のメーカーでも結構です。そして、カマンベールの他に、スモークチーズにするとガラっと味が変わるのでそちらもぜひお試しください。(某ファストフード店のチキンサンドの味に似てました。)

最近、栄養指導をしていて患者さんから「糖質制限食はコストがかかる」と言われることがあります。お肉やたまごなどのたんぱく質を多く摂るので満足感はあるが、食費がかさむとおっしゃる方が多いです。

食費を抑えるためには、お肉の中で一番安く手に入る鶏肉を特売の時にたくさん買って冷凍保存しておくことも可能ですし、チーズもプロセスチーズは賞味期限も長めですのでこちらもまとめて安い時に購入しておくといいでしょう。

そして、ローカーボは品数が多くなるので作るのが面倒くさいというご意見も頂きました。たしかにお仕事をしてそれからごはんを作るとなるとスーパーのお惣菜コーナーでコロッケなど糖質の多いものしか残ってなかったりしますよね。
そんなときはおかずも冷凍保存してしまいます。
休みの日にひじきの煮物やきんぴらごぼうは冷凍しても比較的味が落ちないのでお勧めです。(芋類などは組織が壊れるのであまり冷凍に適しておりません。)メインのハンバーグは焼いてからラップでひとつひとつ包んで保存しておけばレンジでチンするだけで簡単に調理できますよね。冷凍保存の向き不向きはありますが、毎回スーパーのお惣菜に頼るよりは経済的でいいかと思われます。

あまり苦痛にならないよう無理のない食生活で糖質制限ができるよう一緒に考えていけたらいいなと思います。

2014.07.06更新

認知症・糖尿病・パーキンソン病は「身体の錆び」が原因!

「身体が錆びる」というような表現を目にすることが多くなりました。今日はこの言葉の意味についてお話ししたいと思います。

人間の身体は無数の細胞からできており、それぞれの細胞の代謝によって生命を維持するのに必要なエネルギーが生み出されます。その一方で、細胞の代謝の結果として、他の物質を酸化する力が非常に強い「活性酸素」も作られるのです。放射線、化学物質、紫外線、ストレスなどの外界からの刺激によって活性酸素はさらにたくさん作られるようになります。そしてこれが、脂質だけでなくたんぱく質、炭水化物、アミノ酸、酵素など細胞内のあらゆる分子を「錆びさせる= 酸化する」わけです。最終的には細胞内の遺伝子まで錆びさせてしまい、細胞の正常な働きを失わせることになります。

当然、活性酸素はいろいろな病気をひき起こします。パーキンソン病、認知症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経系の変性疾患との関連が明らかになっています。また、糖尿病、肥満、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化症、癌、膵炎、クローン病、関節リウマチ、白内障など多くの疾患の誘因となることがわかっています。そして、今話題の老化にも、この活性酸素による「身体の錆びつき」が大きくかかわっているのです。

それでは、活性酸素による「身体の錆びつき」を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?そのためには抗酸化作用を持った物質=抗酸化物質を補う必要があります。本来人間の体内で作られる抗酸化物質としてはアルブミン、尿酸、還元型グルタチオンなどがあり、体内で作られない抗酸化物質としてはビタミンE、βカロテン、ビタミンC、ポリフェノールなどがあります。

当院では、これらの物質の中でも特に強力な抗酸化力を持つグルタチオンとビタミンCに注目し、認知症やパーキンソン病など神経系の変性疾患の治療に用いています。また、アンチエイジングの目的でも使用しています。

近日中に、グルタチオンとビタミンCの点滴療法の素晴らしい効果について、ブログにアップする予定です。
ご期待ください!

2014.07.02更新

糖尿病の新たな合併症・・認知症・癌!!

ご無沙汰しております。半年ほど、院長ブログの更新をできずにおりました。申し訳ありません。

当院ではここ数年来、糖質制限食を柱とする糖尿病治療を行い、良好な治療成績が得られています。しかし、同時に糖尿病患者さんの中に認知症を発症する方や癌を患う方が徐々に増えてきました。

最近の大規模研究で、糖尿病は認知症の発症リスクを1.5~2.5倍も上昇させることがわかっています。
また、糖尿病の患者さんが癌で亡くなるリスクは糖尿病でない人に比べて30%~70%も増えることも明らかにされています。中でも膵臓癌、大腸癌、肝臓癌、腎臓癌、胃癌、子宮癌などの腹部の癌が増えます。

糖尿病の血管合併症は血糖、脂質、血圧などのコントロールをしっかりやればかなり予防できるようになってきているので、現代の糖尿病患者さんにとってむしろ厄介な合併症は認知症と癌といっても過言ではないと思います。

当院では糖尿病の治療と同時に、認知症の予防・治療と癌の早期発見を新しい診療の柱と位置づけています。

この半年間は、認知症の予防・治療に関する情報や知識を蓄積するのに多くのエネルギーを使いました。その分、ブログの更新はもっぱら管理栄養士さん任せになってしまったというわけです。

今後は、この半年間に蓄積した情報を少しずつブログに載せていきますので、ご期待ください。

また、腹部の癌の早期発見のため、8月より優秀な超音波(エコー)検査の技師さんに定期的に来ていただけることになりました。詳細は後日お知らせします。

2014.06.18更新

アイスクリームの糖質量調べてみました!

こんにちはhappy01管理栄養士の坂井です。

6月ですが、じめじめして暑い日が続いておりますね。そんな日はついつい冷たいアイスクリームに手が伸びてしまいがちです。
しかし、糖尿病で治療中の方は暑いからと言って毎日食べたりすると、夏の間に血糖値が悪化してしまう傾向にあるので気をつけたいところですね。

糖質制限をしている方は、アイスクリームに含まれる糖質量も気になるところですね。
そこで今回は、アイスクリームの種類による糖質量の違いを調べてみました。

アイスクリームは乳固形分、乳脂肪分の%によって呼び方が違ってきます。
まず、種類としてアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓があります。

・アイスクリーム・・・乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれているので、風味がよく栄養的にも優れている。

・アイスミルク・・・乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないが、牛乳と同じくらいの栄養分を含む。また、植物性脂肪            が配合されていることもある。

・ラクトアイス・・・乳固形分はさらに少なく、植物性脂肪が多く使われている。

・氷菓・・・ラクトアイスよりさらに乳固形分が少ないかまたは入っていないもの。

言いかえると、「アイスクリーム類」は脂質やたんぱく質、Caなど栄養価の高いものが多いので炭水化物は他と比べて割と低いと思われます。(例外もありますが。)
逆に、氷菓はブドウ糖などの甘い液体で固められているものが多いのでほぼ炭水化物でできていると言ってもいいでしょう。(人工甘味料が使われていれば話は別ですが。)

しかし、最近のアイスクリームはさらにチョコレートなどで加工してあるので「アイスクリーム」だからと言って糖質が低いものでもないようです。

そこで、各メーカーのカロリーと炭水化物を比較してみました。

内容量に違いがあるので正式なランキングとは言えませんが、比較的アイスミルクやラクトアイスが上位にありますね。その中でも、内容量以外で見ると、チョコがコーティングされていたり求肥が使われていたりするものは炭水化物が高めです。

しかし、カップアイスやモナカ、小分けにできるアイスは量を決めて食べれば表示された炭水化物より少なく抑える事ができるのでそう考えればどの種類のアイスもストレスなく食べる事ができますね♪

逆に糖質の一番低い氷菓はスティックアイスで口当たりもいいのでたくさん食べてしまわないように気をつけたいところです。(一日に何本も食べないように!!)
コーンタイプのアイスも小分けが難しく、全部食べてしまうので、結局種類に関係なくチョコや甘いフルーツコーティングされているものが比較的糖質を多く摂取してしまうことになります。

これから暑くなりますが、アイスは種類や量を工夫して食べれば、糖質制限をしている方でも楽しむことができます。くれぐれも食べすぎに気を付けて暑い夏を乗り切りましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!

当院では、糖質制限食を用いた診療を行っています。

糖質制限食について詳しくはこちらをご覧ください!

2014.06.16更新

6月のえいようだよりを発行しました。

はじめましてhappy01
5月から勤めさせていただいています。
管理栄養士の飯塚です。
まだまだ慣れない事も多いですが、少しでも皆様のお役にたてれば
と思っています。
これからどうぞよろしくお願いいたしますconfident

まだ6月ですが、日中はもう夏のように暑い日が続いていますね。
一日のうちでも気温の変化が大きいので、体調を崩されてしまう方も
少なくないのではないでしょうか?
・・・と言う私も少し前まで風邪をひいていましたcoldsweats01

皆様も夏バテなどしないよう気をつけてお過ごしください。
今回のえいようだよりは、これからの季節に向けて夏野菜を使った
スープの献立を紹介いたします。
良かったら作ってみてください。

2014.06.04更新

妊娠高血圧症候群について

こんにちはhappy01管理栄養士の坂井です。

前回に引き続き、妊娠期の病気と栄養についてお話したいと思います。

今回は「妊娠高血圧症候群」についてです。

以前、この病気は「妊娠中毒症」とも呼ばれており、【妊娠中期以後になってからお母さんに高血圧、タンパク尿、浮腫(むくみや1週間に500g以上の体重増加)のいずれか1つ、あるいは2つ以上が現れる病気】のことを言っておりました。

しかし、医学の研究が進むにつれお母さんや赤ちゃんの障害に直接関係する異常は「高血圧」が中心であることがわかってきました。
言いかえると、【血圧が正常である限り、タンパク尿あるいは浮腫だけ、またはその両方が認められたとしても、それだけではお母さんや赤ちゃんに急激な異常の起こる事は少ない】ということです。
したがって、高血圧の妊婦さんは血圧が正常な妊婦さんと区別し、より慎重に管理されるべきなのです!

日本妊娠高血圧学会により「妊娠中毒症」という病名を廃止し、2005年4月から「妊娠高血圧症候群」という名前に変わりました。


上の図にあるように「妊娠高血圧症候群」を【妊娠20週以降、分娩後12週まで高血圧が見られる場合、または、高血圧にタンパク尿を伴う場合のいずれかで、かつこれらの症状が単なる偶発合併症によるものではないもの】と定義。

症状が単なる偶発合併症によるものではないもの???とは、たとえば「妊娠中に交通事故にあってびっくりして血圧が上がった」「妊娠中に高血圧になり調べたら身体の中に血圧を上げる腫瘍が見つかった」という場合は妊娠高血圧症候群ではありませんということです。

さて、定義はこれくらいにしておいて、赤ちゃんや母体にはどんな影響があるのでしょうか。
妊娠高血圧症候群の重症(収縮期血圧160mmHg以上拡張期血圧110mmHg以上をいう)の場合は子宮や胎盤での血液が流れにくくなります。お腹の赤ちゃんはお母さんの胎盤から酸素を栄養をもらいますので、赤ちゃんは酸素・栄養不足になってしまうことがあります。最悪、胎児が機能不全を起こしまだ未熟な胎児を帝王切開でとりださなければなりません。

そして、お母さんにはどのような影響があるのか。
自覚症状があまりなく、重症になっても妊婦健診で異常が見つかるまでは自分では気付かない事も多く、言われてみれば頭痛や倦怠感、眠気などの症状があったなぁと気付く事も少なくありません。

主な症状として子癇、HELLP症候群、常位胎盤早期剥離などがあげられます。

子癇は「急激におこった高血圧によって脳の中の血液が増え、脳の中にむくみが起きて、けいれんを起こす」と考えられています。 分娩中に痙攣してしまい痙攣しないように注射を打って処置するとも聞きました。

HELLP症候群は「妊娠の後半からお産の後に発症しやすい疾患で血液中の赤血球が壊され、肝機能が悪くなり、血小板が減少する」と言われており、分娩中に大量出血した場合止まらなくなると聞きました。

常位胎盤早期剥離は「子宮の正常な位置に付いている胎盤が赤ちゃんが生まれる前にはがれてしまう病気です」
剥離が大きいと出血性ショックを起こしたり、お腹の中の赤ちゃんが亡くなる事になります。

代表的な症例しか上げていませんが、たかが高血圧と放置してあとから後悔しないように、妊娠前、妊娠中はバランスのとれた食事を摂る事が大切ですね。

逆に、ダイエット食のように極端にカロリーを減らしたり、塩分を減らしては身体の機能が働かなくなりますので、あくまで適正カロリーは摂りましょう。

血圧が上がりやすい方は減塩減塩とうるさいくらい言われておりますが、つわり中などはどうしても味の濃いものが食べたくなりますよね、つわり中をずっと継続しないように安定期を迎えたらつけものやふりかけは控え、味噌汁は一日1回など決めてあまりストイックに食事制限をせず適正エネルギーと塩分は10g以内に抑えましょう(妊婦で高血圧ぎみのかたは7gまで)

コツとしては全部薄味だと食べているのも足しくないのでどれか一品は普通に美味しく食べられるぐらいの塩分にし、お浸し、サラダ、味噌汁などは塩分控えめなど工夫しましょう。

汁ものは顆粒だしを使うとすぐに塩分が上がってしまいます。かつおから取り、一日分作っておけば煮物やお浸しにも使えますよね!

妊娠中は一人の身体ではありません。病気になってからでは遅いので普段から予防しましょう。

2014.05.28更新

妊娠期の体重管理について

こんにちはhappy01管理栄養士の坂井です。
もうすぐ6月となろうとしておりますが、今日はとても暑いですね。真夏過ごしていけるか不安な坂井でございます。

さて、私ごとではございますが、ただいま妊娠7ヵ月を迎えようとしております。
せっかく妊娠という貴重な体験をしているところなので今回は妊娠期の体重についてお話したいと思います。

 私自身、妊娠前は比較的何を食べても太りにくい身体であり、安定期を迎えた今、食欲がわき妊娠前と同じように間食をしておりました。

そして、産婦人科で定期健診をするたびに面白いほど体重が増えていくではありませんか。bearing非妊娠時から比べ妊娠6ヵ月で5kgほど増加しました。個人的にはこれくらい大丈夫かなと思っていたのですが、助産師さんから「体重増加は8kgまでに抑えましょうね」と衝撃的な一言。もう3kgしか増やしちゃいけないなんて・・・。6ヵ月くらいの胎児の重さは600~700gほど、たしかに増えすぎ?

そこで調べてみました。
妊娠期の体重増加とBMIの関係です。

自分の母親世代では妊娠したら2人分食べなさいとよく言われたようですがそれは戦前、食べ物がなく必要最低限の栄養素を確保するのも困難な時代の話であり、戦後飽食の時代となり食べすぎで肥満になるという時代となってからは妊婦も栄養を摂りすぎ胎児が巨大化し難産になるという時代に。現在では「小さく産んで大きく育てる」という方針に変わっております。(しかし、小さくといっても未熟児のような大きさではいけませんよ!!)

現在、産院にもよりますが、非妊娠時のBMIから計算して体重増加を決めているそうです。(つわりで減ったところから、という産院もあります)


上記の表を見てわかるように米国に比べ日本の基準はとても厳しいですね。しかし、米国人と日本人では体の大きさが違うのでしかたがないことかもしれません。

私はBMI普通より少し痩せのほうにあてはまるので8kg増加ということになります。

助産師さんからの指導で参考になったのは「糖質はなんの栄養素もないから糖質を少なめにして赤ちゃんに必要な良質なたんぱく質や緑黄色野菜を多めに摂ってくださいね。」とここでも糖質制限の要素が少し取り入れられているなぁと感じました。

しかし、助産師さんはあくまで必要最低限の糖質は必要であり、たんぱく質・脂質を適度に摂るという意味で言っており、決して当院の糖尿病患者さんのように1食炭水化物を抜けとは言っておりません。
妊婦でたんぱく質を多めに摂るというのは多少なりとも胎児に食物アレルギーや水銀などのリスク(たまごやまぐろに含まれる)もあるため、あくまで適正の量を摂ってくださいとのことです。

適正体重適正体重と騒がれている中、痩せの妊婦も問題視されており、これも母体の痩せすぎにより飢餓状態となり胎児が本能的に栄養を取り入れようとするので将来赤ちゃんが糖尿病になりやすいとも言われております。

ですので、自分は体重増えすぎだ、と自己判断せず医師にきちんと相談して体重管理しましょう。

2014.05.17更新

笑いは健康のもと!

こんにちは。管理栄養士 南です。
本日は、笑いが私たちの健康に重要なポイントであるという話題について、お届けいたしますね。

私は健康診断を以前受けた際、コレステロールがとても高い時がありました。
その時になぜ…と思い生活を振り返った所、思い当たることはただ一つ。ストレス。かなり無理をしていた時期であり、これは体が休めというサインかも・・・と感じた事があります。

血糖値や血圧もストレスの影響を感じる時があります。
とは言え、生きていく上でストレスのない生活なんてありえませんよねcoldsweats01
要は自分の許容量とストレスの度合い、いかに発散できるかと言う所にかかってくるのかもしれません。

前置きが長くなりましたが、と言う事で本日のタイトルに辿り着いたわけですchick
『毎日の笑いは血中コレステロール値の改善を助け心臓発作のリスク低減にもつながる』との研究が2009年米国生理学会年次集会で発表されています。
2型糖尿病で高血圧・高コレステロール血症のある成人20人(平均年齢50歳)を対象に実験を行っています。参加された患者さまは糖尿病の治療を受け、降圧剤とコレステロール降下薬を服用していらっしゃいました。
参加者様を
 ① 生活に笑いを積極的に取りこむ群
   →お笑い番組・コメディを自分で選び毎日30分以上視聴
 ② 現在の治療と変わりなし。上記の指導なし
に分け12ヶ月後に血液検査を実施。
 ① 善玉HDL26%上昇 炎症マーカーCRP66%低下
 ② 善玉HDL 3%上昇 炎症マーカーCRP26%低下
という結果となったそうです。
この実験を行ったベルク博士は、「笑いは受けている治療に対する付加価値効果があると考えられる。自己管理を伴う病気の治療はそれが原因でストレスに悩まされる。治療が長期にわたる病気は、ストレスを解消し緊張をやわらげる笑いを上手に生活に取り入れる事は大切だと思う」と述べています。

他にも、英国バーミンガム大学とオクスフォード大学の研究者が1946年~2013年に発表された785件の研究を解析し、笑いのメリットを検討したものがあり
笑いには・・・
・笑いが血糖値を下げる
  筑波大学教授らの実験。
  新喜劇を観劇し大笑いした後で測った食後血糖値に効果が認められた。
・笑いが血圧を下げる
  副交感神経が活発になり血圧上昇ホルモンの上昇が抑えられる。
・笑いで免疫力アップ
  生命活動に必要な自律神経を刺激。この刺激が免疫機能活性
  ホルモンの分泌を促す。
・笑いで消費エネルギーが高まる傾向がある
  リラックスした状態で筋肉が動かされ横隔膜が刺激され腹筋を引き
  締められる。
・笑いは対人関係を良好にする
  「笑いは伝染する」と言う通り周囲のムードが協調的になる。
  対人関係のストレスが減り社会的な相互作用が改善する傾向がある。

と発表をしています。

健康的な子供は1日平均400回笑い、成人になると15回に減るらしいんです。
こりゃまずいcoldsweats02
お笑い番組を見て馬鹿笑いをしている主人を、いつも冷たい目で見ていた私ですが、気持ちを改めなければ・・・

この文献の最後は・・・
笑っているときに息を吸いすぎると異物を混入したり、喘息発作を誘発したり、尿失禁を起こす可能性もあるので、毎日をほどほどに笑って過ごしましょうsmileと締めくくっていました。


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