院長ブログ

2013.10.11

「体脂肪量」の増加は2型糖尿病の発症リスクを高める!・・EASDより(その6)

韓国のSoonchunhyang University の C.H.Kim先生らは、体脂肪量の増加が2型糖尿病の発症リスクを高めるという研究成果を発表しました。

対象は糖尿病を発症していない20歳から79歳までの1万8687人で、観察期間は平均4.3年です。この期間内に692人(3.7%)が2型糖尿病を発症しました。

2型糖尿病を発症した群は発症しなかった群よりも、観察期間内の体脂肪量の増加が有意に大きかったのですが、体重やBMIの変化量については、この2つの群の間で有意な差はありませんでした。

Kim先生は「2型糖尿病の発症リスクは、もともと肥満しているか否かにかかわらず、体脂肪量の増加で有意に高まることが示された。2型糖尿病の発症予防の観点からは、特に体脂肪量の変化に注意することが必要だ」と結論付けました。

ちょっとくどいですが、池の水面に映った、夜のサグラダ
・ファミリア聖堂です。(昼よりも数段美しいです)
                ↓

投稿者: 小早川医院


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