3月, 2017 - 小早川医院のブログ

2017.03.28更新

第7回日本ローカーボ食研究会印象記

みなさん、こんにちはgya
管理栄養士の森山ですglitter

2017年3月11日に開催されました日本ローカーボ食研究会第7回学術総会に参加させていただきました。

今回の学術総会の第1部では村本先生が「ゆるやかな糖質制限食による2型糖尿病治療 ガイドライン2016」の要点を様々な表やグラフを用い、分かりやすく解説してくださいました。そして、灰元先生が「肥満パラドックス~糖尿病、大血管障害、癌における体重と生命予後の関係~」の講演をしてくださりました。普段、私が当たり前に用いている基準値や、当たり前に思っている事が何のエビデンスもないことを知り驚愕したと共に、本来、健康そして長寿のための介入が必要なのは太っている方よりも、痩せている方だと強く思いました。
そして、第2部では、あらゆる分野を専門とされる医師の方々や、管理栄養士の方による症例検討会が行なわれました。
どの症例も、生命予後、血糖値の安定、QOLの向上…など患者様にとって何を優先し栄養管理をしていくべきなのか、正解はあるのかと管理栄養士として考えさせられる症例ばかりでした。
低体重の方には、例え薬を増加してでも糖質制限を緩め体重増加を促し、免疫力を上げ、QOLや生命予後を向上させ、疾病と戦う力を体に蓄えることが必要であると痛感いたしました。
今回の学術総会は学ぶべきことが多く、また普段あまりお話をする機会がない、他院の医師や管理栄養士ともお話しすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
私自身、栄養指導の経験は多いものの、「ローカーボ食」についてはまだまだ知識が浅く、日々学ぶ事が多くあります。今後とも知識を深め、患者様にとってより良い栄養指導ができるよう精進して参りたいと思いますsun

長々とお付き合いくださり、ありがとうございましたnico

管理栄養士
森山 真衣

2017.03.23更新

えいようだより3月号を発行します

みなさん、こんにちはgya
管理栄養士の森山です。

朝晩はまだまだ冷えますが、晴れた日の昼間はお出かけ日和な日が多いですねheart
そろそろ桜のつぼみも膨らんでいるでしょうか…flower2
みなさんはお花見へでかけられる予定はありますか?
お花見で出かけると、場所によっては屋台がたくさん出ているところもありますよね
花より団子…とはよく言いますがehe
屋台から良い香りがすると、ついつい食べたくなってしまいますよねnamida
でも、屋台で売られているものって…焼きそばやフライドポテト、お団子のように糖質が多く含まれるものが多くありませんか?
普段、糖質制限を頑張っている分、出かけたときぐらい少しだけ…というのもアリですがihi
ついつい、食べ過ぎてしまいそうな方にはお弁当を持参することをオススメしますnico

今回、ご紹介する春キャベツのシュウマイはシュウマイの皮を使わず作るので、固くなりにくく、お弁当のおかずとしてもピッタリgya
春キャベツの甘みが最高に美味しいですよheart

2017.03.06更新

院内勉強会続き、、あなたの栄養素は足りてますか?

こんにちは。

前回の院内勉強会の続きを書き込みたいと思います。

さて、今回はサプリメントが現代社会において何故必要なのか、、、
といったお話です。

まずは、、こちらご覧ください。↓↓

                 (ヘルシーパス様資料)

上の食事のビタミンミネラルの充足表 ↓↓

                (ヘルシーパス様資料)

これはオリンピックの選手が摂られている1食分の食事です。
中身は、、字が小さくなってしまったので書き込みますが

ブリ大根
小松菜とじゃこのあえもの
豆腐のピザ風チーズ焼き
ご飯
スープ
サラダ
ヨーグルトとフルーツ
オレンジジュース

です。

これを埼玉県食品衛生協会検査センターで分析したところ
グラフでも分かるように鉄、マグネシウム、カルシウムなど大切な微量栄養素が
満たされてることが分かります。

しかし、これだけの食事を毎回摂るのは大変、、、
自宅に上のような食堂があったら、、、
とドラえもんにでも頼みたいところですが。。。

前回お話しました、便利な加工食品、安い外食は果たして食品、食事に
栄養素が残っているのでしょうか?

実際は
1.微量栄養素が欠乏している
2.添加物のせいでミネラルの吸収を妨げる
3.塩分や糖分、脂肪分の過剰摂取に

と。

「安い、カンタン、見掛けがきれい、腐らない」
を追求した結果食品として最も大事なことが抜け落ちているのです。

ではどうしたら良いか、、
ということですが

当たり前のように5大栄養素のバランスが取れた食生活を実践すること

炭水化物
たんぱく質
脂質
ミネラル
ビタミン

ですよね。
なので、、、
★果物や野菜を増やす
★加工食品を減らし「旬」のフレッシュな食材を選ぶ
★体に悪い油を避ける

を気をつければいいこと!!

とはいってもなかなかねぇ~bearing

ビタミンミネラルを取ろうとたくさんの食材を食べれば
炭水化物、たんぱく質、脂質も同時に摂ってしまう。
↓↓↓

アンバランスは改善されない、、、

ビタミンミネラルだけを食事から摂るのは無理

そ、こ、で、
5大栄養素のうち
ビタミンミネラルが主体の食物を加えて
全体のバランスをとることが大切

↓↓↓

栄養剤や
サプリメントの活用

が必要なのではないでしょうか?
栄養士が何を言ってるんだと!!
思われそうですが。。。
人間ですから、毎日毎日バランスのいい食事を作るのも大変!
それを患者さんに実践していただくのはもっと大変。

「バランスのいい食事をしてください」
というのはカンタン!!

当医院では栄養指導の際もそうですが
「自分で出来ること」
「続けられること」
が大切だと考えています。
なのでサプリメントも大切な栄養療法の一つだと考えています。
うまく食事と組み合わせていただければと考えています。

 

さて、またまた長文になりましたので
次回はベースサプリメントの考え方を書き込みたいと思います。
長文にお付き合いくださりいつもありがとうございます!

管理栄養士 江口まどか


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