院長ブログ

2015.02.27

認知症予防と糖質制限

認知症の原因となるアミロイドβはネプリライシンという酵素によって分解されることが知られています。この酵素の活性は加齢とともに低下するため、高齢になるほど脳の細胞にアミロイドβの沈着が起こりやすくなるわけです。

最近、インスリン分解酵素にもこのネプリライシンと同じくアミロイドβを分解する作用があることが明らかになりました。インスリンが大量に分泌されていると、体内のインスリン分解酵素はすべてインスリンを分解するのに使われてしまい、アミロイドβの分解にまでまわらなくなります。

一方、糖質制限によって過剰なインスリンの分泌を抑えてやると、インスリン分解酵素がアミロイドβを分解する余裕ができてくるので、アミロイドβの沈着が起こりにくくなるというわけです。

糖質制限認知症予防の有望な手段の一つであると言ってもよいでしょう。

投稿者: 小早川医院様


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