院長ブログ

2012.11.11

ホスファチジルコリン・・・期待の認知症予防・改善物質

人間の脳の中で「海馬」と呼ばれる部分は学習・記憶をつかさどっています。海馬は年齢とともに萎縮して行きますが、特に60歳を過ぎると萎縮が進行しやすくなります。それと並行して、認知機能検査(物忘れのテスト)の点数も急激に低下します。これらの事実から考えると、60歳ごろからは誰でも認知症予防に取り組む必要があると言えます。

最近「POホスファチジルコリン/ DLホスファチジルコリン」に学習・記憶の機能を向上させる作用があることが発見され、認知症予防・治療のためのサプリメントとして期待が高まっています。

POホスファチジルコリンは記憶の機能を向上させる作用があります。既存の認知症治療薬が効かないような例でも効果がみられることがあります。また、従来認知症のサプリメントとして用いられてきたイチョウ葉エキスよりも認知機能の改善効果は大きいようです。

DLホスファチジルコリンは学習機能向上に優れた効果を発揮します。

POホスファチジルコリンとDLホスファチジルコリンの併用でより効果的な認知機能の改善が期待できます。

当院でもこの「POホスファチジルコリンDLホスファチジルコリン」のサプリメント「エグノリジンS」を取り扱うことになりました。このサプリメントは卵黄と大豆という天然食品を原料として作られているため、安全性も高いと言えます。費用は1か月分が12600円です。

認知症を予防したいと思っている方、最近物忘れが気になりだした方はぜひご相談ください。

投稿者: 小早川医院


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