院長ブログ

2012.11.28

アスタキサンチン・・・期待の認知症予防・改善物質(その5)

サケやカニの赤い色はアスタキサンチンという天然の色素によるものです。アスタキサンチンは抗酸化作用、抗炎症作用、脂肪を燃焼させる作用を持っているため、内臓脂肪を減少させてインスリンを効きやすくし、糖尿病やメタボを改善します。また、眼精疲労の改善、持久力アップなど様々なアンチエイジング効果が期待されています。

これらの働きに加えて、アスタキサンチンには脳の認知機能を改善する効果があることも最近の研究で明らかになってきました。
順天堂大学の白澤教授らは、物忘れの自覚のある50歳から69歳の男性10人に1日12mgのアスタキサンチンを12週間のんでもらい、その前後で認知機能検査を行ったところ明らかな改善が認められたと報告しています。

アスタキサンチンも認知症予防のサプリメントとして有望です。

投稿者: 小早川医院


SEARCH


ARCHIVE


  • 院長ブログ
  • スタッフブログ
  • 小早川医院 Facebook
  • インスタグラム
  • 公式LINEアカウント
  • 052-752-0800
  • メールでのお問い合わせ
pagetop