院長ブログ

2013.02.07

花粉症対策(その4)・・・EPA(オメガ3系脂肪酸)

近年のアレルギー疾患の急増には、食事から摂取する脂肪酸(オメガ3系とオメガ6系)のバランスが悪くなったことが影響していると考えられています。イワシ、サンマ、アジ、サバなどの青魚の摂取量が減っているため、オメガ6系脂肪酸に比べてオメガ3系脂肪酸の摂取が減少しているのです。

炎症を引き起こす物質は脂質の構成成分である脂肪酸から作られ、オメガ6系の脂肪酸から作られる物質は免疫反応を激しくするほか、心血管系の病気を増やし、発がんのリスクを高めるともいわれています。
一方、オメガ3系脂肪酸であるEPAからは、炎症やアレルギー反応を抑える物質が作られます。

したがって、青魚やサプリメントでEPAを摂取することにより花粉症などのアレルギー疾患の症状が緩和されることが期待できます。

投稿者: 小早川医院


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