院長ブログ

2013.09.28

ヨーロッパ糖尿病学会(EASD)に参加してきました

9月23日からスペインのバルセロナで開催されたヨーロッパ糖尿病学会(EASD)に参加してきました。
この学会は今年で49回目を迎える歴史ある学会で、アメリカ糖尿病学会と並んで、世界の糖尿病治療の方向性に大きな影響力を持つ重要な学会です。
今回も、全世界の130以上の国から18000人もの臨床医や研究者が集まりました。

プログラムを概観すると、DPP4阻害薬など最新の糖尿病薬をテーマとした演題が数多く出されている一方で、食事療法や運動療法に関する演題も目立っていました。糖質制限食に関するものも散見されました。
また、アメリカ糖尿病学会の流れを受けて、「低血糖と高血糖、どちらが問題か?」といったディベートがあったり、「糖尿病と認知症」、「糖尿病と癌」といった幅広い演題が見られたのが今回の特徴です。
糖尿病治療が一つの転換期を迎えているのを象徴する学会でした。

次回から何回かに分けて、私が興味をひかれた演題についてお話ししたいと思います。

投稿者: 小早川医院


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