新着情報

2024.01.09

NMNのトピックス・・その2

NMNは新時代のアンチエイジング, 生活習慣病予防のツールとして注目を集めています。

最近では世界の一流の科学雑誌にNMNに関する多くの論文が掲載されています。

その概要をブログで随時お伝えしてゆきます。

 

今回は、NMNは高用量の経口摂取でも安全であることを示した論文をご紹介します。2022年8月、Scientific Reportsに掲載された論文です。

 

要約 

ミトコンドリア内での代謝に必須の補酵素であるニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の細胞内レベルの低下は、さまざまな加齢性疾患や代謝異常を引き起こします。NAD +の前駆体であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の補給による細胞内または組織内NAD +の増加が加齢性疾患および代謝障害を改善することは、動物実験およびヒトに対する臨床試験の両方で示されています。
しかし、NMNの安全性に関するヒト臨床試験は限られており、健康な成人男女に毎日1000 mg以上の NMNを反復経口投与した場合の安全性については報告されていませんでした。
この研究では、20〜65歳の健康な成人男女31人を対象に、最大4週間11回の経口投与での、1日1250 mgβ-NMNを4週間服用した場合の安全性を評価するために、ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間試験を実施しています。
β-NMN1250mg/日の経口投与は、身体測定、血液検査(血液学的、生化学的)、尿、および体組成の分析を含む複数の臨床試験で生理学的変動を超える変化をもたらしませんでした。さらに、研究期間中に重篤な有害事象は観察されませんでした。
この結果は、健康な成人男女における最大4週間1日1回、1250 mgの経口摂取では、β-NMNは安全性、忍容性が高いことを示しています。 

*ちなみに当院で扱っているCytix社製のNMNサプリメントは1カプセルが150mgです。

投稿者: 小早川医院


SEARCH


ARCHIVE


  • 院長ブログ
  • スタッフブログ
  • 小早川医院 Facebook
  • インスタグラム
  • 公式LINEアカウント
  • 052-752-0800
  • メールでのお問い合わせ
pagetop