2013.12.31更新
1年間、ご愛読ありがとうございました
今年も当院のブログを読んでいただき、ありがとうございました。
「生活習慣病専門サイト」として新しいウェブサイトを立ち上げて2年目となった今年は、昨年以上に多くの方が当サイトにアクセスしていただいたようです。
糖質制限食、ABC検診、ピロリ菌の除菌治療、サプリメントを用いた栄養療法、プラセンタ療法、認知症の治療など、当院が注力している分野が、このサイトを通じて多くの方々に認知され、遠方から来院される方も増えてきました。
糖質制限食の導入によって、ストレスなく多くの患者さんの血糖コントロールを改善することができ、薬剤も減量することができました。
プラセンタ療法は、他の治療法でなかなか改善しなかった更年期障害や腰痛、肩こり、脊柱管狭窄症などのつらい症状を軽減するのに非常に効果的でした。
最近新たに発売された3種類の認知症治療薬、フェルガードやイチョウ葉エキスなどのサプリメント、向精神薬などを駆使することにより、介護するご家族の負担を軽減する認知症治療が可能になりました。
今後も、患者さんやそのご家族が笑顔になれるような治療を心がけてゆきたいと考えております。当サイトでは、そのためのフレッシュな情報をどんどん発信していきます。
来年もご愛読よろしくお願いいたします。
2013.12.24更新
大人の通知表
皆さんこんにちは!管理栄養士の南です。
本日は、クリスマスイブ!お子さんたちはサンタさんが待ち遠しいのではないでしょうか
通知表をもらえるお子様にとっては、その結果がプレゼントに関係しているかな???
我が家では、なんと!!主人に通知表(?!)が郵送されてきました。
健康診断の結果と言う通知表です
恐る恐る封筒を開け、そ~と中身を見ている主人。自信がないのか
妻が栄養士をしていると、妙なプレッシャーがあるのでしょうか・・・
結婚前までは朝は食べないタイプで、おなかが緩く、血糖値もちょい高めだった主人。
今(結婚18年後)は、朝からご飯・卵・サラダ・果物・ヨーグルトをしっかりと食べれるようになり、お腹が痛むこともなくなりました。
自分自身も健康には気を使っているらしく、体重はほとんど変動をしていません。
その彼に届いた結果は・・・
HbA1c :5.5(NGSP)
中性脂肪 :60
LDL :100
HDL :80
AST :20
ALT :18
rGTP :68
血圧正常値。前日のお酒の量がちょっと多かったかな?肝臓の機能を表す数字の一つrGTPが高めではありましたが他は概ね良い数字でした。
「この歳でこの数字の俺は優秀だ」とビールをプシュー
ここで健康診断の結果の見方のコツをひとつ
昨年、一昨年の結果が一緒に記載されている場合は、たとえ基準値内であっても変化を見ておくことは重要です。
主人の場合は、尿酸値とクレアチニンが少し上がっていました。
どちらも腎臓に関係のある数字です。
義父が脳梗塞の既往歴があること、腎臓の薬を飲んでいることを考えると、妻としては「もうちょっとお酒を控えませんか~」と言いたいところです
とは言え、生活習慣を変えるのがいかに大変かはわかっているつもり。
これ以上増えない工夫や、アルコールの選び方やアルコールに代わる何か考えるかなぁ…と思案中です。
どなたかナイス経験談があれば教えてください
また、健康診断結果が届いたけれど見方がちょっとわからないなぁ・・・という方は、よろしければ予約をして栄養相談にいらっしゃいませんか?一緒に健康寿命をのばしていきましょう
主人にサンタさん?来ません。来ません。肝機能は要観察ですからね~
2013.12.15更新
糖尿病予防に「シリアル」の食物繊維が効果的
糖尿病予防に食物繊維の摂取が有効であるといわれていますが、実際には、研究の結果は肯定的なものと否定的なものが混在しており、結論は出ていません。
中国の国立栄養・食品安全性研究所の.Rong氏らは12月2日からメルボルンで開催された世界糖尿病会議で、この問題に関する新しい知見を発表しました。
Rong氏らは食物繊維の種類別に摂取量と糖尿病の発症リスクの関連を調べた15の研究(対象者48万7667人)を解析しました。その結果、各種の食物繊維の中で、穀物からなるシリアルの摂取が最も糖尿病のリスクを減少させることがわかりました。具体的には、1日10gのシリアル由来の食物繊維の摂取でリスクが30%も低下することが示されました。
果物、野菜、豆類の食物繊維に関しては、糖尿病の発症リスクを低下させるという結論は得られませんでした。
シリアルというとコーンフレークやオートミールですが、穀物由来の食物繊維を摂取するという意味では、玄米や麦飯、雑穀米なども効果があるでしょう。
2013.12.11更新
糖尿病・メタボのための低糖質食品のご紹介♪
こんにちは管理栄養士の坂井です。
先日、当院の南管理栄養士がブログデビューとなりました。2人で力を合わせて皆様に食品の栄養情報をお届けしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、今回は低糖質で塩分控えめなチーズを紹介いたします
チーズといえば低糖質の食べ物のひとつです。
そして、チーズは栄養豊富な食品のひとつでもあります。良質なたんぱく質はもちろん、脂質、カルシウム、ビタミンA、B2などが豊富で骨粗鬆症予防、精神安定などの効果があります。
しかし、塩分が高いものが多いので血圧の高い方は注意しなければなりません。(パルメザンやブルーチーズが高め)
とくに「プロセスチーズ」は塩分が高めなものが多いです。なので、きちんと栄養表示を見て買いましょう。
ちなみに今回ご紹介するチーズは「ナチュラルチーズ」という分類で、「動物の乳を酵素や乳酸菌を加えて水分を抜き、熟成し、発酵させたままのもの」です。それに保存性や安定性を高めたものが先ほど申し上げた「プロセスチーズ」なのです。
明治「ボーノチーズ モッツァレラ」
栄養価も優秀。一袋4本入り。
一本あたりの糖質量は0.1gと、とても低糖質です
こちらの商品はスーパーのチーズコーナーで購入することができ、一袋140円前後です。個包装なので保存も良く、味もミルキーでおやつとしても召し上がれます。見かけたら是非試してみてください♪
2013.12.09更新
はじめまして!
9月より小早川医院にお世話になっております、管理栄養士 南です。
本日初ブログで、ちょっと緊張しています(汗)
さて、初ブログの内容ですが・・・
先日、坂井管理栄養士と一緒に灰本クリニックを見学してきたので、その報告をさせていただきたいと思います。
灰本クリニックさんは、糖質制限食の栄養指導が大変盛んな医院です。
私たちがうかがっていた2時間ほどの間にも、ひっきりなしに患者さまが訪れていました。
基本的に、1か月に1回。半年間は継続して支援というスタイルが出来上がっているそうです。
血糖のコントロールは、季節的なイベントや体重の変化、運動量、食生活、体質によって色々変わってきます。
その方に一番合ったスタイルでお気持ちを共有しながらすすめていく栄養指導には、やはりそのくらいの期間がかかってくるんですね。
また、糖尿病教室という集団の栄養指導も開催されていました。
パワーポイントの画面を見ながら、医師・看護師・栄養士が話をしていくスタイルです。
教室タイプは、「血糖のコントロールを頑張っているのは自分だけじゃない、皆と一緒に自分も頑張ろう」
という気持ちになれるのが嬉しいですよね。
すべてを取り入れていくのは大変なので、とりあえず継続指導できる患者さまは、全力で応援をさせていただきたいねと二人で話をしています。
必要に応じて、食事記録を書いていただいたり、嗜好や生活スタイルをお聞きすることがあるので、初回は少しお時間に余裕を持って来ていただくことがあるかもしれませんが、2回目以降はお取組みの様子と検査結果を照らし合わせながら、ポイントを絞ってお話をしていく予定です。
栄養士は基本的に午前勤務です。是非、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています
どうぞ、これからもよろしくお願いします
2013.12.08更新
ナッツを摂取すると死亡リスクが低下!
当院では、糖質制限食の栄養指導の際に、血糖値が上がりにくい間食としてナッツをお勧めしています。
ナッツをお勧めするのは、実はナッツが血糖値を上げにくいという理由だけではなく、いろいろな研究結果から、ナッツの摂取量が多いほど、2型糖尿病や心血管疾患のリスクが減少することが明らかになっているからです。
New England Journal of Medicine 11月21日号で、ハーバード大学のYing Bao氏らは、ナッツの摂取頻度が高いほど、全死亡、がんによる死亡、心血管疾患による死亡、呼吸器疾患による死亡のリスクが低くなるという研究成果を発表しました。
これは、ナッツの摂取と死亡リスクの関係を明らかにした初の研究です。
ナッツには、食物繊維、ビタミン、ミネラル、多価不飽和脂肪酸、ポリフェノールなどの成分が含まれているので、これらが慢性疾患のリスクや死亡のリスクを減少させているのかもしれません。
2013.12.04更新
糖尿病・メタボのための糖質制限レシピNo.14…鮭の豆乳スープ
こんにちは。管理栄養士の坂井です。
突然ですが、今月から「えいようだより」を月一回発行することになりました
しかし、『今月は栄養指導がないんだよねー』という方にも見れるようにブログにもアップしますのでよろしくお願いいたします。
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