4月, 2012 - 小早川医院のブログ

2012.04.29更新

プラセンタのツボ注射・・・脊柱管狭窄症・耳鳴でお悩みの方へ

当院では、通常の西洋医学的治療法でなかなか改善の見られない諸症状に対し、プラセンタ注射をお勧めしています。通常は、皮下や筋肉内に注射しますが、あまり改善が見られない時には、より優れた効果が期待できる「ツボ注射」を行っています。ツボ注射では、鍼灸治療で使用する経穴(=いわゆる「ツボ」)にプラセンタを注入します。

プラセンタのツボ注射は整形外科的疾患の疼痛に特に有効で、皮下注射や筋肉注射では効果が少ない、脊柱管狭窄症に伴う腰痛、下肢痛、下肢のしびれなどに効果が認められるほか、耳鳴、気管支喘息などにも効果が期待できます。週1回程度の治療を1~3ヶ月程度、根気強く続けていただくと、徐々に症状が軽減してくることが多いようです。

他の治療がなかなか効かない脊柱管狭窄症や耳鳴り・めまいなどでお悩みの方は、是非ご相談ください。

2012.04.26更新

赤肉の食べ過ぎで糖尿病のリスク上昇!・・極端な糖質制限に対する警鐘

4/25のブログで紹介したPan博士らは、別の著名な医学雑誌(American Journal of Clinical Nutrition)に、赤肉の摂取量が多いほど、糖尿病を発症するリスクが高まるという論文を発表しています。

メタボリック症候群の人が糖質制限(低炭水化物)食を実践する場合にも、3食とも主食を抜いてかわりに肉をたくさん食べるというような極端な糖質制限は、かえって糖尿病を発症しやすくするといえるでしょう。

2012.04.25更新

赤肉の食べ過ぎで死亡リスク上昇!・・極端な糖質制限に対する警鐘

ハーバード大学のPan博士らは、赤肉(牛肉、豚肉、羊肉など)の摂取量が多いほど、全脂肪、心血管病による死亡、癌による死亡のリスクが上昇するが、赤肉を魚、鶏肉、ナッツ、豆類、低脂肪乳製品、全粒穀物で置き換えると死亡のリスクが低下するという研究結果を、著名な医学雑誌 ‘Archives of Internal Medicine’ に発表しました。

昨年12月18日のブログで「動物性脂肪・蛋白質を中心とした糖質制限(低炭水化物)食では糖質制限を厳しくすればするほど、総死亡、脳卒中や心臓病による死亡、癌による死亡が増加した」というハーバード大学の研究成果をご紹介しました。この論文で、糖質制限のやり方を誤ると、かえって寿命を縮めてしまうという結果になりかねないことがわかったわけですが、上述のPan博士らの研究も、安易な糖質制限に警鐘を鳴らしたものといえるでしょう。健康雑誌などで喧伝されている「糖質制限食」では、「3食とも主食を抜くかわりに、ビーフステーキは食べ放題」といったような過激な記述が目立ちますが、このような食生活では、当然赤肉の摂取量が増えるわけで、決して安全な方法とは言えません。

やはり、和食や地中海式ダイエットを参考にして、植物性脂肪・蛋白質を中心とした、マイルドな糖質制限食を開発してゆく必要があります。

2012.04.22更新

糖尿病、メタボリック症候群の栄養指導記

糖尿病、メタボリック症候群(メタボ)の栄養指導をさせていただいています。
当院では、糖質制限(低炭水化物)食を採用していますので、他の医療機関で栄養指導を受けていらっしゃった方には若干抵抗があるようです。
やはり、カロリー摂取量を気にされる方が多いですが、糖質制限食では糖質(炭水化物)さえ十分に制限していただければ、カロリー計算は必要ありません。ただし、満腹まで食べるのではなく、腹八分目という意識が大切です。

糖質制限食の初回の指導では、まず確実に糖質(炭水化物)を目標のレベルまで減らしていただくことに集中します。
細かい指導は第二段階から、血液検査の結果などを参考にしながら進めることにしています。
あまり堅苦しく考えず、気軽に長く続けていただくことが一番大事だと思います。

先日、2回目の栄養指導をさせていただいた方がいました。
1回目の指導では、どの程度理解していただけたのか自信がなかったのですが、5か月後に2回目の指導をさせていただいた時には、体重が4kgも減少しており、血圧、中性脂肪も改善していました。このまま続けていただければ、薬も減らしていけるかもしれないというお話をしました。

何よりも、ご本人がうれしそうに話していただけたのがうれしかったです。

少しでも栄養指導の効果が出て、よろこんでいただける方が増えることを願っています。

管理栄養士 小早川 宏江

2012.04.17更新

プラセンタ注射

私は以前からひどい花粉症(鼻炎と皮膚のかゆみ)に悩んでいます。

1か月ほど前から、院長に勧められてプラセンタ注射を始めました。
鼻炎は去年より軽くすんでいますし、顎から首にかけてのかゆみも
なくなり、プラセンタ注射の効果を実感しています。これからもまめに
うち続けたいと思います。

同じプラセンタ注射をうっている患者さんからは「美容院に行った時、
美容師さんから髪の毛が太くなったと言われた」、「いろいろな治療
をしてもなかなか良くならなかった脊柱管狭窄症による脚のいたみ
やしびれが軽くなってきた」、「耳鳴りが軽減した」、「アトピー性皮膚炎
が改善した」などという感想もうかがっています。

注射する時の痛みはほとんどないのですが、私の場合はうったあと
に少し皮下出血が起きたり、しこりができることがあります。でも、
ほうっておけば数日で消えますのでご安心を・・・

看護師   山本 明代

2012.04.12更新

ビタミン注射

遅咲きの桜も終わり、やっと春らしい陽気になってきました。
さて、当院では以前から、栄養不足の方や、お疲れの方にビタミン剤の注射をしておりますが、4月からビタミン剤が種類が変更になりました。

以前のビタミン剤は、注射液を入れ始めてから終わってもしばらくは、にんにくの臭いが体内に残ったような感じがしていました。
現在のものは、効果は変わらないのですが、にんにくの臭いがなくなったので、患者様に好評です。
にんにくの臭いがちょっと・・・と思われる方でも大丈夫になりました。

看護師  石川 小由美

2012.04.11更新

アボカドのお話・・・糖尿病の方にお勧めの食材です!

「森のバター」と呼ばれているアボカド・・フルーツには珍しく多くの脂肪分と栄養素を含み、ギネスブックに世界一栄養価の高い果物と認定されているほど!!

アボカドは、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富です。オレイン酸は悪玉(LDL)コレステロールを減らす働きを持ち、熱に強く酸化されにくいという特徴があります。

酸化されたLDLコレステロールは動脈硬化の原因となることが分かっていますが、アボカドには抗酸化ビタミンであるビタミンC, ビタミンEも豊富に含まれており、動脈硬化から血管を守ってくれます。

アボカドのもう一つの特徴は、炭水化物の含有量がフルーツの中で最も少ないことです。ですからアボカドを食べても血糖値はほとんど上がりません。糖尿病で治療中の方、特に糖質制限(低炭水化物)食を実践されている方には最適の食材と言えるでしょう。

栄養士  阿部 明子

2012.04.08更新

年に1回は大腸癌検診を・・糖尿病、肥満の方は要注意!

食生活の欧米化とともに、わが国でも大腸癌が急速に増加しています。現在、胃癌を抜いて肺癌に次いで2番目に多い癌となっています。

大腸癌検診として広く行われている便潜血反応は、費用も低額(名古屋市在住の方は500円)で、簡便でありながら、確実に大腸癌による死亡者数を減らすことが分かっています。この検査により、早期癌の約50%、進行癌の約90%を発見することができます。

大腸癌の場合は、たとえ進行癌であっても5年生存率は約70%であり、手術で治る可能性が高いので、大腸癌検診を受ける意義は大きいと言えます。40才以上の方は、年1回は大腸癌検診を受けることを強くお勧めします!
そして、大腸癌検診で「便潜血が陽性」になった時は、必ず大腸内視鏡検査を受けてください。

糖尿病、肥満、喫煙は大腸癌のリスクを高めることが分かっています。これにあてはまる方は特に要注意です。

2012.04.04更新

私も糖質制限を始めました!

当院のスタッフBさんも、最近糖質制限(低炭水化物)食を始めました。
アトピー体質の改善と減量が目的だそうです。

こんにちは 桜もやっと咲いて春らしくなったと思いきや、春の大嵐でしたね。

私は、3月の初めから糖質制限を始めました。
私は糖尿病ではないのですが、美容のためと、蕁麻疹などのアレルギー
症状を改善したり、足腰の負担を軽減する目的もあって、このダイエットを
始めました。

最初は、炭水化物を全く摂らず、かわりに大豆製品(豆腐、おからなど)を
食べていました。ところが、当院の栄養士さんに「そのやり方では栄養の
バランスが崩れやすいので、1日1~2食は炭水化物も摂るように」と注意
されました。

今後は、栄養士さんの指示を守り、正しい糖質制限を続けていきたいと思
います。

毎月結果報告しまーす★

P.S. 当院の栄養士さんは優しく親切なので、興味のある方はごぜひご相談
ください。

スタッフB

2012.04.03更新

花粉症の季節!

花粉症の方にはつらい時期ですよねぇ。
私も毎年この季節になると花粉症になる1人です。

薬を処方してもらうにも、この時期の耳鼻科は大変混雑しますよね。
じつは、内科でも花粉症の治療ができるのです!!
診察に来ていただいて、症状をDrに話していただければ、あなたに合った
適切なお薬を出してもらえますよ。

お薬を飲んで、快適に花粉症の季節を乗り切りましょう。
診察の予約をとって、お気軽にお越しください。

事務   阪野 知子


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