2017.09.21更新
貧血のお話
みなさん、こんにちは
管理栄養士の森山です。
今回は貧血について書かせていただきます
特に、女性のみなさん、貧血だと指摘を受けたことはないでしょうか??
私事ですが、先日1年半ぶりに採血の検査をしたところ、貧血ということが判明しました
ちなみにその時の血検査の結果です。
ヘモグロビン量(11.3~15.2):13.9g/dl
フェリチン(5~152):4以下
※()内は基準値です
私の場合はフェリチン(いわゆる体内に貯蔵されている貯蔵鉄)がかなり少なくなり、鉄欠乏性貧血になっていた、ということです
管理栄養士という職業についているのにも関わらず、自分の健康維持ができずお恥ずかしい限りです
ただ、思い返せば…
① 20代前半の頃よりヘモグロビン量は低めだった
② 妊娠中に貧血を指摘され鉄剤を処方されたが、服用すると胃痛がするので飲んだり飲まなかったりした
③ コーヒーや緑茶が大好き(カフェインを多く含むものは鉄の吸収を阻害します)
…と、貧血になりやすい要因はあったようですね
ちなみに、フェリチン4以下というのは単に『基準値より少し低いだけ』ということではなく
『少な過ぎて測定できない』という値のようです
出血があるとフェリチンから減っていくので、基準値は一応5~152とありますが
生理のある女性の場合、フェリチンは50以上あるのが理想的とのことです
体の不調としては頭痛・肩こり・めまい・疲れやすさ・抜け毛が最近気になっていましたが、貧血の症状とは思ってもみませんでした
そんな訳で貧血であることが判明してしまったので
鉄不足解消のために当院でも購入できるヘム鉄のサプリメントを飲み始める事にしました
株式会社ヘルシーパスさんより画像をお借りしています
↑ ↑ ↑
こちらです
前述のとおり、鉄剤を飲むと胃腸症状がでた私ですが
このサプリメントは副作用もでることなく今のところ継続することができています
ただ、処方薬である鉄剤に比べるとお値段はお高めとなっております
もちろん、貧血の改善には食事から鉄分をとることも重要になってきます
ちなみに、食物中の鉄分は動物性のヘム鉄【レバー・赤身の多い牛肉・マグロ、カツオ、アサリなどの魚介類】と植物性の非ヘム鉄【ヒジキなどの海藻類、ほうれん草、小松菜などの青菜】の2種類に分けられ
どちらもビタミンCと一緒に摂ると吸収が促進され、カフェインと一緒に摂ると吸収が阻害されてしまうそうです
これはサプリメントや薬でも同じことが言えるので、飲まれている方はご注意くださいね
ちなみに、当院で扱うヘム鉄のサプリメントは1日2カプセル服用するタイプですが
私は毎日夕食後に服用するようにしています
なぜなら、私は前述の通り、カフェインの多い飲み物が大好きなので
日中はどうしてもコーヒーが手放せないんですよね
夕食後に飲むものはお水と麦茶だけ、というのがここ最近のマイルールです
私も以上の点にしっかりと気をつけ、貧血の改善に努めていきたいと思います。
頑張ります
貧血や鉄不足が気になる方はお気軽に、当院院長やスタッフにご相談くださいね
当院のサプリメント外来
当院ではサプリメント外来を実施しております!
小早川医院 管理栄養士
森山真衣
2017.09.19更新
ローカーボ研究会印象記
みなさん、こんにちは
管理栄養士の森山です
先週行なわれた、ローカーボ研究会の定期勉強会に参加しました
この研究会では、医師や薬剤師、そして私たち管理栄養士などの多職種で集まり
提示された症例に対してディスカッションを行ない
お互いの知識を深め合ったりする場なのですが…
今回はなんと、当院から症例を提示させていただくことになりました
今回は血糖コントロールに難渋した一例として、同じく当院管理栄養士の江口とともに
① お酒が止められない営業職の男性の症例
② MEC食※を実践されている方の症例
の、2題を提示させていただきました。
※MEC食とは肉(Meet)+卵(Egg)+チーズ(Cheese)を主体とした食事療法で、当院で推奨している緩やかな糖質制限食とは対極的な厳しい糖質制限食のことを言います
症例の提示は緊張しましたが、途中、他院の医師の方や管理栄養士の方とのディスカッションを交えながら、始終アットホームな雰囲気で、とても楽しくお話させていただくことができました
症例提示の準備を短期間で行なったということもあり…準備期間は大変でしたが、人前でプレゼンテーションをするというとても良い経験をさせていただいたと思います
そして、私たちの症例提示のあとは名古屋大学名誉教授である加藤潔先生による「血糖調節の臨床生理」のご講義を拝聴させていただきました。
加藤先生は私たちの体内や細胞の中でどのような仕組みで血糖値が変動しているのか、というお話をオリジナルの画像を用いながら、ご講義くださいました!
先生の専門分野である生化学は、恥ずかしながら学生時代私が最も苦手とする分野でしたが、とても分かりやすく、改めてしっかりと学ぶ事ができました
ローカーボ研究会への参加は毎回とても勉強になり、今後の栄養指導にも活かす事をたくさん得ることができます
今後もぜひ参加していきたいと思います
小早川医院 管理栄養士
森山真衣
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