2013.06.25更新
糖尿病・メタボのための糖質制限レシピNo.11…きのこたっぷり麻婆豆腐
こんにちは管理栄養士の坂井です。
梅雨時期だというのに雨がなかなか降りませんが、毎日ジメジメした暑さでもうバテぎみではありませんか?
こんな時期は焼肉でスタミナつけたりしたいのですが、食欲が・・・。そんな時には自分で作るちょっとあっさり?麻婆豆腐です。
私は以前、麻婆豆腐はレトルトでそのまま豆腐入れて炒めるだけ!っていうのやっていたわけですが、レトルトって添加物が多いし、何より具が少ない(TT)具が少ないから飲み込むように食べてしまい、満腹感が得られず、物足りなくてごはんをたくさん食べて太ってしまうl、なんてこともしばしば。でも麻婆豆腐って手作りするの面倒くさそう。しかも片栗粉使うから糖質大丈夫なの?と思いがちですが、中華って調味料合わせて煮込んで、というような意外に簡単調理もあります♪今回は揃えやすい調味料でつくってみました。
糖質制限であんかけなんて!と思いがちですが、きちんと量を計って必要最低限のとろみをだしましょう。量を計らず入れすぎてごてごてになってしまった!なんてならないようにすれば上手に制限できるのです。
【きのこたっぷり麻婆豆腐】
【材料】・・・2人分
豆腐(木綿でも絹でも)・・・1丁
にんにく・・・1片
生姜・・・1片(14gくらい)
ごま油・・・小さじ2
合挽き肉・・・100g
えのき・・・1袋
【A】
みりん小さじ1
酒・・・小さじ1
しょうゆ・・・小さじ2
赤みそ・・・小さじ2
オイスターソース・・・小さじ1/2(なくても可)
豆板醤・・・小さじ1/2
鶏ガラスープの素・・・小さじ1(小さじ1/2でも可)
水・・・150ml
【B】
片栗粉・・・小さじ1と1/2
水・・・小さじ1と1/2
万能ねぎ・・・5g
*下準備
・豆腐を水切りしておく。(30分~)食べやすい大きさに切る。
・にんにくと生姜をみじん切りにする。
・調味料【A】を合わせておく。
・【B】で水溶き片栗粉を作っておく。
・万能ねぎを小口切りにする。
【作り方】
①フライパンにごま油、にんにく、生姜を入れ弱火で香りが出るまで加熱する。
②ひき肉を入れ、炒める。
③合わせ調味料【A】を入れ、豆腐をいれ煮込む。
④えのきを入れて火が通ったら、一度火を止めて水溶き片栗粉を入れて混ぜ、再度加熱してとろみがついたら、万能ねぎをちらしてできあがり!
1人あたりの栄養価
エネルギー 348kcal
たんぱく質 25.9g
脂質 20.5g
炭水化物 14.5g
食物繊維 3.5g
糖質 11.0g
塩分 2.8g
本格的な作り方ではないですが、とても手軽にできます。お好みで、生姜をふやしたり、辛いのが好きな方は豆板醤を増やしてみてください。オイスターソースは入れなくてもいいですが、あっさり目にできます。
えのきをいれることによって、きのこのしゃきっとした食感でよく噛んで食べることができます。(流し込んで食べないように注意!のどに詰まる恐れがあります。)
炭水化物がやや多めですが、きのこの食物繊維と片栗粉が入るので少々上がります。気にされる方は片栗粉小さじ1で水100mlでやるといいのですが、ちょっとゴテっとします。
2013.06.17更新
糖尿病・メタボのための人工甘味料活用法!
こんにちは管理栄養士の坂井です。
暑い日が続いていますね。最近食欲がなく、ついつい冷奴に麦茶といったさっぱりしたくみあわせになってしまいます。
暑くなると甘い清涼飲料水ばかり飲んでいる人はいませんか?果汁数パーセントのジュースのほどんどはブドウ糖という糖分です。ジュース類(炭酸飲料、果汁飲料、コーヒー飲料など)の糖質濃度は10%です。大げさに計算すると1.5リットルで150gもの糖分を摂取いていることになります。
そして、電解質補給のためのスポーツ飲料にも糖分は入っています。少量ならまだしも、汗が出るたびに何杯ものんでいては血糖値が急激に上がりかねません。糖尿病の方はもちろん、境界型の方、血糖値が正常な方でも大量に飲み続けることによって、ひと夏こして糖尿病になりかねないのでご注意ください。
しかし、水分を摂らないわけにもいきません。普通の水でももちろんよいのですが、麦茶などのミネラルが入っているものを選ぶのもよいかもしれません。
そして、最近では「ゼロカロリーコーラ、ノンシュガー」など清涼飲料水の表示も目にします。これって本当にゼロなのか。
定義では100ml(g)で熱量5kcal未満・糖類では0.5g以下がノンカロリー、カロリーゼロと表示できます。
ですので、まったくゼロというわけではないのでご理解ください。
さて、本題に入りますが、カロリーゼロなのになぜ甘いか。それは人工甘味料が入っているからです。人工甘味料のほとんどは身体に吸収されずそのまま排泄されてしまうため血糖値が上がりにくいのです。
人工甘味料といっても最近ではいろんな種類がでてますよね。一部ではありますが主なものを説明します。
●アスパルテーム・・・アミノ酸などからできており、砂糖の200倍の甘さ。
●スクラロース・・・砂糖を原料とし、ノンカロリー。砂糖の600倍の甘さ。
●アセスルファムK・・・酢酸からできており、砂糖の200倍の甘さ。
●エリスリトール・・でんぷんからできた糖アルコールで砂糖の80%の甘さ。
●還元麦芽糖(マルチトール)・・・でんぷんからできた糖アルコールで砂糖の80%の甘さ。
これらをずらずら書かれても、なかなかわかりにくいと思いますのでこれらを使った商品名をあげてみます。
●パルスイート:エリスリトール、アスパルテーム、アセスルファムKなど。
●ラカント:エリスリトールなど。
●マービー:還元麦芽糖100%使用。
●シュガーカットゼロ:エリスリトール、スクラロースなど。
当医院では上記の4社のサンプルを栄養指導時にお渡ししております。ブランドによってそれぞれ甘さも異なります。少量で甘さを摂ることができますが、これだけを頼りにしてほしくないのが本音です。
先ほども言ったように砂糖何百倍の甘さです。ひとなめするだけでかなり甘いのでこの甘さに慣れてしまい、本来の砂糖の甘さでは物足りなくなってしまう恐れがあるので、このような人工甘味料はあくまで補助的に使用していただきたいです。たとえば、コーヒーは甘くないと飲めないのであれば人工甘味料をほんの少し加えたり、煮物などで上白糖を使うより少量人工甘味料を加えたりなど。
これだけ人工甘味料のことをお伝えしましたが、嗜好飲料は甘くせず飲めるように慣れていただくのが一番です。ノンシュガーチョコを少しだけつまみながらブラックコーヒーの苦みを味わうというような間食の楽しみ方はいかがでしょうか。
2013.06.12更新
私も糖質制限を始めました!・・・第8弾
前回は1月の初めにブログを書いて宣言したのですが、全く実践していない私がいました
でも5月の中旬から頑張り始めて1カ月弱
体重も少しずつ減
・・・今までの食事を見直して当院の栄養士さんに指導をしてもらい励んでいます。
胃も小さくなったのか、量は食べられなくなりました
新玉ねぎのスライスに、もやしにキャベツ、季節の野菜を入れて
鶏の胸肉を焼いてのせたり煮てサイタリと・・・
豚肉を塩コショウして卵をからませ
オリーブオイルで焼いて野菜の上にのせて・・・おいしいです
あとはタンパク質いっぱいのお豆腐・・・お豆腐がかなりお腹にきます
ドレッシングもいろいろあるので、楽しくおいしくやってます
また報告します・・・次回の結果をお楽しみに
頑張りまーす
2013.06.04更新
糖尿病・メタボのための糖質制限レシピNo.10…ほうれん草と麩のかきたま汁
こんにちは管理栄養士の坂井です。
梅雨に入ったというのに天気のいい日が続いていますね。梅雨に備えてレインブーツを買ったのにいまだ出番なしです
このシーズンは暑くなったり寒くなったりと体調を崩しがちです。また暑いからと言って冷たい飲み物をがぶ飲みして胃腸の調子なども崩しがちです。
今日はそんな胃腸にやさしく、良質なたんぱく質豊富なお吸い物をご紹介します
【ほうれん草と麩のかきたま汁】
【材料】・・・2人分
ほうれん草 2把
絹ごし豆腐 1/4丁
卵 1個
麩 6個
だししょうゆ 大さじ1
水 300ml
ネギ 30g
*下準備*
ほうれん草は下ゆでして水にとり、3㎝くらいの長さに切る。
豆腐も食べやすい大きさに切る。ネギは小口切りにしておく。
【作り方】
①水を沸騰させ、ほうれん草、豆腐、だししょうゆを入れ温める。
②少しふつふつしてきたら弱火にして溶き卵を入れ軽く掻き混ぜ火を止める。
③最後にねぎを入れ、お椀によそってから麩を一人3ついれれば完成♪
【1人当たりの栄養価】
エネルギー 88kcal
たんぱく質 7.2g
脂質 4.5g
炭水化物 4.4g
食物繊維 1.6g
糖質 2.8g
塩分 0.9g
いかかですか?とってもかんたんですよね♪
ちなみに、今回使った麩。実はとても優秀な食品なのです。小麦粉でできているので血糖値高そう、本当に大丈夫なの?!と思いがちですが、麩は小麦からでんぷんを洗い流してグルテンでできています。そのグルテンは植物性タンパク質豊富でさらにナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルたっぷり食材なのです。
そして、グルテンに含まれるグルタミン酸は脳の中で情報を伝える神経伝達物質の材料となるので知能発達の助けにも。
そして何よりお吸い物のいれることによって麩が膨張し、食べ過ぎ防止につながるので肥満や糖尿病などの方にもぴったり食材なのです。
その他、消化にいい食材なので糖質制限をしているのに胃腸が弱くて消化が悪いのでお肉のような油っぽい食べ物は。。。という方にも安心して食べられる食材です。
ちなみに麩100g中の炭水化物の量は54.2gとなってますが、麩ひとつ1gもないのでご安心を。
か
ARTICLE
SEARCH
ARCHIVE
- 2024年11月 (2)
- 2024年10月 (1)
- 2024年8月 (1)
- 2024年7月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (2)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (2)
- 2023年12月 (2)
- 2023年11月 (1)
- 2023年9月 (1)
- 2023年8月 (1)
- 2023年7月 (1)
- 2023年5月 (2)
- 2023年3月 (1)
- 2023年2月 (1)
- 2023年1月 (1)
- 2022年12月 (2)
- 2022年10月 (2)
- 2022年8月 (1)
- 2022年7月 (2)
- 2022年6月 (1)
- 2022年5月 (1)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (1)
- 2022年1月 (2)
- 2021年12月 (1)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (1)
- 2021年8月 (1)
- 2021年6月 (1)
- 2021年4月 (2)
- 2021年3月 (1)
- 2020年10月 (4)
- 2020年8月 (5)
- 2020年7月 (1)
- 2020年6月 (1)
- 2020年3月 (1)
- 2019年12月 (2)
- 2019年11月 (1)
- 2019年8月 (1)
- 2019年6月 (1)
- 2019年3月 (3)
- 2019年2月 (2)
- 2019年1月 (1)
- 2018年12月 (1)
- 2018年11月 (5)
- 2018年10月 (2)
- 2018年9月 (3)
- 2018年8月 (1)
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (1)
- 2018年1月 (2)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (2)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (1)
- 2017年7月 (3)
- 2017年6月 (2)
- 2017年5月 (2)
- 2017年3月 (3)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (2)
- 2016年12月 (4)
- 2016年11月 (4)
- 2016年10月 (2)
- 2016年9月 (1)
- 2016年8月 (2)
- 2016年7月 (1)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (1)
- 2016年4月 (2)
- 2016年3月 (1)
- 2016年2月 (3)
- 2016年1月 (2)
- 2015年12月 (1)
- 2015年11月 (1)
- 2015年10月 (2)
- 2015年9月 (1)
- 2015年8月 (2)
- 2015年7月 (3)
- 2015年6月 (1)
- 2015年5月 (1)
- 2015年4月 (2)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (2)
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (4)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (2)
- 2014年9月 (3)
- 2014年8月 (1)
- 2014年7月 (2)
- 2014年6月 (3)
- 2014年5月 (3)
- 2014年4月 (5)
- 2014年3月 (4)
- 2014年2月 (4)
- 2014年1月 (5)
- 2013年12月 (4)
- 2013年10月 (3)
- 2013年9月 (3)
- 2013年8月 (1)
- 2013年6月 (4)
- 2013年5月 (2)
- 2013年4月 (4)
- 2013年3月 (4)
- 2013年2月 (2)
- 2013年1月 (3)
- 2012年12月 (2)
- 2012年11月 (1)
- 2012年10月 (2)
- 2012年9月 (5)
- 2012年8月 (3)
- 2012年7月 (4)
- 2012年6月 (8)
- 2012年5月 (5)
- 2012年4月 (6)
- 2012年3月 (1)