スタッフブログ

2021.10.22更新

10月の芸術療法の様子

緊急事態宣言も解除され、10月は2ヶ月ぶりに芸術療法を実施することができました。

10月は『色鉛筆で描くフロッタージュ』というプログラムを行いました。

フロッタージュとは、凹凸があるものの上に紙を置き、色鉛筆などの画材でこするようにして描く技法のことで、糸やシール紙、色鉛筆など身近な材料を用いて『芸術の秋』にピッタリな素敵な作品ができあがりました。

芸術療法は毎月2回、様々なプログラムを行っています。ご興味がある方は是非、当院受付までお問い合わせください。

※芸術療法は感染対策の兼ね合いで、以前よりも少人数体制で実施しているため席数に限りがあります。また緊急事態宣言が発令された場合、急遽中止させていただくことがございますので、予めご了承ください

2021.08.17更新

8月6日の芸術療法の様子

今月は4月以来、久しぶりに芸術療法を実施することができました。

今回は「くらげと海の世界をつくりましょう」というプログラムを行いました。

透明のプラ板にローラーでアクリル絵の具を塗り、海の世界を表現したり

アクリル絵の具を削り取った箇所にくらげを描いたりと独特な方法で作品を作りました。

涼しげで色鮮やかな作品が完成しました!

久しぶりの芸術療法ということもあり、参加者の方、皆さんとても楽しそうに参加されていました。

芸術療法は毎月2回、様々なプログラムを行っています。ご興味がある方は是非、当院受付までお問い合わせください。

※芸術療法は感染対策の兼ね合いで、以前よりも少人数体制で実施しているため席数に限りがあります。また緊急事態宣言が発令された場合、急遽中止させていただくことがございますので、予めご了承ください。

2021.06.07更新

院内勉強会:認知症と発達障害について

皆さん、こんにちは。管理栄養士の森山です。
今年は入梅も早く、日によって気温差も激しく体調を崩しやすい気候ですが、体調など崩されていらっしゃらないでしょうか?
さて当院では先日、院内勉強会を行いました。
今回の勉強会のテーマは最近の認知症の動向についてです。
抗認知症薬に関することや、認知症と精神疾患・発達障害の関係性について学びました。
発達障害については私自身とても興味深い分野です。

勉強会の内容としては、発達障害それぞれの特性や

もの忘れが起きる理由は認知症だけではなく、根本に発達障害である可能性があるということ

そして特に印象深かった項目は、発達障害や精神疾患が認知症に罹患する素因になりやすい事、そして認知症患者を自宅で介護する発達障害や精神疾患を持つご家族がいる現状です。

少子高齢化社会において、介護を必要とする人口が増加傾向にある現在、認知症と発達障害、精神疾患は切っても切れない関係性にあると改めて感じました。

次回の院内勉強会は引き続き認知症について、特に認知症予防のために若いうちからの対策法や、予防のために摂るべき栄養素などについて学ぶ予定です。認知症予防のための栄養素については管理栄養士という職業柄、とても楽しみにしています。

小早川医院 管理栄養士
      森山真衣

2021.04.26更新

4月23日の芸術療法の様子

4月の芸術療法は感染症の収束、平穏な生活が戻ることを願い『フクロウ』を作るプログラムを実施しました。
フクロウは不苦労(=苦労しない、難を逃れる)と書くことができ、日本では昔から縁起の良い鳥とされてきました。日本国外でもフクロウはその賢さから、ギリシャ神話において知恵の女神とされているアテーナーと共に知恵のシンボルとして用いられているようです。

フクロウは大小1つずつの石に新聞紙を巻きつけ、その上から紙粘土や和紙、毛糸や羽を付けて制作します。

大きな瞳はビー玉を使用しています。

色鮮やかで可愛らしいフクロウが完成しました。

芸術療法は毎月2回当院で実施しています。※緊急事態宣言等が発令された際は開催を急遽中止させて頂く事があります。ご了承ください。

プログラムの内容や日程が決定次第、ホームページや院内ポスターにてお知らせいたします。

ご興味のある方は是非ご参加ください。

 

2021.04.15更新

4月の芸術療法の様子

4月の芸術療法は『フクロウ』を作るプログラムを実施しました。
フクロウは不苦労(=苦労しない、難を逃れる)と書くことができ、日本では昔から縁起の良い鳥とされてきました。特徴的な大きな目で暗闇を見通すことができ、首も回転して周囲を見渡せることから、幸運を見逃さず、邪悪なものは退ける魔除けの象徴としても知られています。

そんな縁起物であるフクロウの置物を、今回は石や新聞紙、和紙などを用いて思い思いに作成しました。

とても可愛らしいフクロウ達が完成しました。


フクロウを作るプログラムは4月23日(金)も開催予定ですので、ご興味のある方は当院受付(Tel:0527520800)まで是非お問い合わせください。

2021.03.19更新

3月18日の芸術療法の様子

みなさん、こんにちは。

長らく中止していた芸術療法ですが、3月より感染対策を徹底した上で、再開することとなりました。

今回のブログでは芸術療法の様子をご紹介します。

3月は『貝合わせ』という蛤(はまぐり)の貝殻を使って飾り物を作成するプログラムです。

貝合わせとは、平安時代から歴史がある物で、かつては貴族の姫君達の遊び道具として、また蛤の貝殻は元々の対でないと絶対にかみ合わないことから「夫婦円満」の象徴とされ、姫君達の婚礼道具として最も重要な一品であったそうです。

その風習が薄れた現代でも、貝合わせは縁起物とされています。

今回のプログラムでは、金色または銀色に塗装した蛤の貝殻の内側に、思い思いの春らしい装飾を施し、オリジナルの貝合わせを作成しました。

アクリル絵の具を用いて絵を描いたり…シールやラインストーンで装飾をしたり…

参加者の方全員、とても集中して作業をしていらっしゃいました!

素敵な作品が完成しました!!!

完成した貝合わせは、勿論このままでも素敵ですが…

一旦お預かりし、艶出しニスで更に輝きが増すように仕上げをさせて頂いてから、次回の受診時にお渡します。

貝合わせを作るプログラムは3月30日(火)も開催予定ですので、ご興味のある方は当院受付(Tel:0527520800)まで是非お問い合わせください。

2020.10.30更新

老化予防に必要な栄養素

こんにちは。管理栄養士の森山です。

今回は老化予防のための栄養素についてお話します。

そもそも“老化”とはどういう状態なのでしょうか?

老化の正体の一つに“錆びること”つまり活性酸素による体内の酸化があります。

活性酸素とは、他の物質を酸化させる力が非常に強い酸素のことです。通常の呼吸で吸っている酸素のうち2~3%は活性酸素に変化します。ストレス、喫煙、多量の飲酒などにより活性酸素はさらに増加します。

活性酸素が体内で過剰に発生するとシミやシワなどの見た目の老化だけではなく、がん細胞の増加や動脈硬化の促進など様々な病気の原因になると言われています。

活性酸素から身を守るためには、『抗酸化物質』を多く含む食品を積極的に摂取することが重要です。

抗酸化物質とはビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、カロテノイドのことで、野菜や果物、ナッツなどの植物性の食品、また鮭などの魚介類などに含まれています。

抗酸化物質は肉や大豆製品にも含まれています。食生活を整えるということは健康な体作りにとって必要不可欠であるため、食事はバランスよく摂れるよう心がけられると良いですね。

外食やインスタント食品の利用が多い方、偏食などで日常生活の中で食事をバランスよく摂るのが難しい方は抗酸化物質が入ったサプリメントを活用するのも効果的です。

 

小早川医院 管理栄養士

森山真衣

2020.10.16更新

免疫力をあげる栄養素~亜鉛編~

みなさん、こんにちは。管理栄養士の森山です。

今回は前回、前々回に引き続き、免疫力の向上の役割を担う栄養素をご紹介します。

今回は亜鉛のお話です。

亜鉛は鉄に次いで多く体内に存在するミネラルです。

亜鉛は…

・味覚障害を改善する

・傷口の治癒を促進する

・抗酸化作用

・遺伝情報伝達作用

・免疫力向上

・消化管粘膜の保護

・肝硬変の改善

・糖尿病の改善(インスリンの合成・分泌を促進)

・腎性貧血の改善(ヘモグロビン合成促進)

など、生命の維持に深く関わっており、体内の様々な酵素を正常に働かせるために必要な栄養素です。しかし、加齢による吸収率の低下や、リン酸塩などの食品添加物による吸収率の低下、多剤内服やアルコールの過剰摂取により消費される等といった理由から亜鉛は欠乏しやすい栄養素です。

亜鉛は欠乏すると免疫力の低下、味覚障害、嗅覚障害、多彩な皮膚疾患、食欲不振など様々な症状が現れるようになります。亜鉛は牡蠣などの魚介類に多く含まれる他、サプリメントや医薬品からも摂取することができます。しかし、亜鉛のみを補うと銅の吸収が阻害されて銅欠乏症になる可能性があるため、亜鉛をサプリメントや医薬品から補う場合は併せて銅をはじめとした他のミネラルと一緒に摂ることをおすすめします。

 

小早川医院 管理栄養士

森山真衣

2020.10.12更新

免疫力をあげる栄養素②~ビタミンA編~

みなさん、こんにちは。管理栄養士の森山です。

今回は前回に引き続き、免疫力の向上の役割を担う栄養素をご紹介します。

今回はビタミンAのお話です。

ビタミンAは皮膚、粘膜、目の健康、体の成長のために不可欠な脂溶性ビタミンです。粘膜を強化し、粘膜局所の免疫を担うIgA抗体を作る働きがあります。ビタミンAは欠乏するとドライアイや皮膚や粘膜の乾燥、風邪をひきやくなるなど様々な症状があらわれます。ビタミンAは各組織を健全に保つために必要な栄養素ですが、ほとんどの世代において摂取量が不足する傾向にあるようです。

ビタミンA摂取量、推奨量

ビタミンAは肉(特にレバー)や乳製品、魚などの動物性食品に多い栄養素です。また、

人参・南瓜・みかんなどの緑黄色野菜や果物に含まれる色素成分であるカロテノイドは体内で効率よくビタミンAに変換されます。

これから食べ頃を迎える色が濃い野菜や柑橘系の果物達はカロテロイドが豊富なので、普段の食事に積極的に取り入れたい食材ですね!

ちなみに、冬場、みかんの食べ過ぎで手のひらや足の裏の皮膚が黄色くなる症状は『柑皮症』と言い、カロテノイドの過剰摂取の状態だそうです。柑皮症はカロテノイドの摂取量を減らせば自然と治癒しますが、柑皮症は高脂血症の人がなりやすいこと、また黄疸との鑑別を兼ねて、症状が気になる方は一度、血液検査を受けることをおすすめします。

 

小早川医院 管理栄養士

森山真衣

2020.10.09更新

免疫力をあげる栄養素①~ビタミンD編~

みなさん、こんにちは。管理栄養士の森山です。

猛烈な暑さが長く続いた夏も終わり、次第に秋が深まってきました。

昼夜の寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすい季節ですね。

風邪などで体調を崩さないよう、しっかり免疫力をあげていきましょう!

今回は免疫力の向上の役割を担う栄養素の一つであるビタミンDについてご紹介します。

ビタミンDは魚介類、きのこ類などの食物に多く含まれ、サプリメントからも手軽に摂取することができます。また、紫外線に当たることにより体内で合成が促進される栄養素です。

ビタミンDは…

  1. 骨の健康維持
  2. 筋肉量の維持・改善
  3. 高齢者の転倒予防・派の維持
  4. 関節リウマチの予防
  5. がんの予防
  6. 高血圧症の予防
  7. 免疫力の向上
  8. アレルギー症状の改善
  9. うつ・不安の改善

など様々な働きを持ち、健康維持に欠かすことができない栄養素です。

最近では血中ビタミンD濃度が十分にある人は不十分である人に比べて、新型コロナウイルスに感染しても重症化しにくいという研究結果もでてきました。

しかし、ビタミンD不足は世界的な問題であり、しかも日本人のビタミンDの血中濃度は極めて低いとされています。

ビタミンD不足に陥りやすい原因は様々あるのですが、最大の原因はやはり『日光を必要以上に避けている人が多い』ということではないでしょうか。

紫外線はしみ・しわなどの肌トラブルの原因となるので日光に当たることを嫌悪される方もいらっしゃいますが、できるだけ『広範囲』に『短時間』日光を浴びることで肌へのダメージを減らしつつ、十分なビタミンDを生成することができるそうです。(例:夏場の日中で10分間前後)

インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症の蔓延が懸念されるこれからの季節…免疫力をしっかり向上させて感染予防に努めましょう!

 

小早川医院 管理栄養士 

森山真衣


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